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J-GLOBAL ID:202102232040080831   整理番号:21A0295098

マウスの急性および慢性掻痒における下行青斑ノルアドレナリン作動性ニューロンの固有ブレーキの役割【JST・京大機械翻訳】

Intrinsic braking role of descending locus coeruleus noradrenergic neurons in acute and chronic itch in mice
著者 (11件):
資料名:
巻: 13  号:ページ: 1-11  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7335A  ISSN: 1756-6606  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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掻痒は,引っ掻きを引起こす不快な感覚として定義される。脊髄後角(SDH)における掻痒情報伝達とプロセシングのための神経回路の理解は,掻痒のモデルにおける引っ掻き行動に重要なSDHニューロンサブセットの同定に続いて次第に進行している。しかし,脳からSDHへの下行シグナルによる急性および慢性掻痒の制御についてはほとんど知られていない。本研究では,細胞型および回路特異的機能操作を可能にする遺伝学的アプローチを用いて,急性および慢性掻痒を制御するSDHに投射する遺伝子座コアレウス(LC)-ノルアドレナリン作動性(NA作動性)ニューロンの内因性電位を明らかにした。SDH投射LC-NA作動性ニューロンの活性化およびサイレンシングは,ヒスタミン依存性および非依存性急性掻痒のモデルにおいて,それぞれ,引っ掻き行動を減じ,増強した。更に,接触皮膚炎と関係した慢性掻痒のモデルにおいて,反復引掻き行動は,下行LC-NA作動性経路の活性化と,CRISPR-Cas9系を用い,下行LC-NA作動性ニューロンに特異的なNA輸送体ノックアウトにより抑制された。さらに,脊髄切片を用いたパッチクランプ記録は,ノルアドレナリンが,掻痒伝達に必須であることが知られているニューロンサブセットであるガストリン放出ペプチド受容体発現SDHニューロンへの阻害シナプス入力を促進することを示した。本知見は,下行LC-NA作動性シグナル伝達が急性および慢性掻痒を本質的に制御し,急性および慢性掻痒の治療に対する潜在的治療戦略を提供することを示唆する。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
中枢神経系  ,  神経の基礎医学 

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