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J-GLOBAL ID：202102233165526613   整理番号：21A0085711

セメントコンクリートを「科学」する セメント硬化体中の物質移動

Mass transfer in Portland cement paste

著者 (1件)： 櫨達斗 (太平洋セメント)
資料名： セメント・コンクリート  (Cement & Concrete)
号： 886  ページ： 46-50  発行年： 2020年12月10日 
JST資料番号： F0277A  ISSN： 0371-0718  CODEN： SKONA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・セメント硬化体中の物質移動の基本原理を述べ,セメント硬化体中の物質移動を適切に評価するには様々な影響因子を分けて評価する必要があることを解説。
・コンクリートの劣化現象理解には空隙構造が物質移動に与える影響,劣化因子と硬化体との相互作用が物質移動に与える影響を検討することが必要。
・RC構造物の劣化現象は様々な影響因子を考慮し,硬化体中の物質移動を理解することにより評価ができるとの結論。

シソーラス用語： *物質移動 ,  *硬化物 ,  セメント ,  *セメントコンクリート ,  細孔構造 ,  コンクリート構造物 ,  因子 ,  劣化 ,  老朽化
準シソーラス用語： *セメント硬化体 ,  影響因子 ,  空隙構造

分類 (1件)： モルタル,コンクリート  (RA06042H)

引用文献 (5件)：

• A. Atkinson, A. K. Nickerson/The diffusion of ions through water-saturated cement, journal of materials science, 19(9), pp.3068-3078, 1984.
• 日本化学学会/化学便覧基礎編II改定5版, 2004.
• 秋田宏, 藤原忠司, 尾坂芳夫/乾燥を受けるコンクリート中の水分移動を解析する手法, 土木学会論文集, Vol.23, No.490, pp.101~110, 1994.
• Yoshifumi Hosokawa, Kazuo Yamada, Haruka Takahashi /Time dependency of Cl diffusion coefficients in concrete with varied phase compositions and pore structures under different environmental conditions, Journal of Advanced Concrete Technology, Vol. 10, pp.363~374, 2012.
• 細川佳史/コンクリート構造物の耐久予測システム 物質移動と相平衡の連成による劣化現象の数値解析, 土木学会誌, Vol.102, No.3, 2007.

タイトルに関連する用語 (4件)： セメントコンクリート ,  科学 ,  セメント硬化体 ,  物質移動