抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・北海道北見市内の2007年に架設された橋長212mの4径間連続鋼合成少数主桁橋における支承の鉛直および水平方向変位を長期計測し,気温,部材温度,日射が与える影響を検討。
・計測においては,レーザー変位計4基,温度計9基を設置し,温度計測は10分間隔で行い,変位についてはサンプリング処理を行って温度との相関を検討するため10分間隔の記録を使用。
・2019年から2020年10月に記録した支承の橋軸,鉛直変位の計測結果からその年変動,日変動を確認し,気象や日射などの環境要因と支承変位の関係を整理。
・年変動においては,橋軸方向変位は気温の影響が大きく,また,鉛直変位においても気温との相関があったが,桁への日射も大きな影響を及ぼしていることを確認。