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J-GLOBAL ID:202102235785587909   整理番号:21A0084851

積雪期の平坦地における車両系林業機械を用いた広葉樹の伐採生産性と資源量

Productivities and resources of a logging broadleaved forest with forestry vehicles on a flat land in the snow season.
著者 (9件):
資料名:
巻: 35  号:ページ: ROMBUNNO.35.189(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: L3308A  ISSN: 1342-3134  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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広葉樹バイオマスの低コスト供給システムを開発することを目的に,積雪期の平坦地において車両系林業機械を用いた広葉樹伐採を実施して生産性を求めるともに,エネルギー資源としての未利用な広葉樹バイオマスの資源量を推定した。適用した作業システムは,伐木と造材工程の木の切断において,チェーンソーを使用する従来型,フェラーバンチャを使用する機械型(1),ハーベスタを使用する機械型(2)の3つである。伐木工程の労働生産性は,従来型では3.8m3/人時,機械型(1)では7.5m3/人時,機械型(2)では9.4m3/人時,造材工程ではそれぞれ3.6m3/人時,2.8m3/人時,3.0m3/人時であり,システム全体ではそれぞれ1.7m3/人時,1.9m3/人時,2.1m3/人時と求められた。さらに安全性面から評価すると,野外作業時間が限定される機械型(1)(2)の作業システムが比較的安全であり,積雪期の広葉樹の伐採に有効であると考えられた。また,エネルギー資源として未利用な広葉樹バイオマスの資源量を推定すると,伐採した地上部全質量の28%であり,人工林の伐採量の内訳割合と同程度を期待できることが分かった。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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伐木,造材  ,  生物燃料及び廃棄物燃料 
引用文献 (13件):
  • 安藤範親(2014)未利用材の供給不足が懸念される木質バイオマス発電-地域別需給推計と展望-.2~16.オンライン,(https://www.nochuri.co.jp/report/pdf/n1406re1.pdf).2018年10月23日参照.
  • 松本良三(2012)ハイブリッドアタッチメントシリーズ フェラーバンチャザウルスロボの開発と性能.機械化林業704:33~38.
  • 三菱UFJリサーチ&コンサルティング(2016)持続可能なバイオマス発電のあり方に係る調査報告書.118pp.オンライン,(www.meti.go.jp/meti_lib/report/2016fy/000971.pdf).2018年10月23日参照.
  • 長野県林務部(1989)しいたけ原木林造成の手引き.76pp.長野県林務部.
  • 長野県信濃町(2016)信濃町森林整備計画.38pp.オンライン,(https://www.town.shinano.lg.jp/fs/1/6/6/2/_/shinrinkeikaku.pdf).2018年10月23日参照.
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