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J-GLOBAL ID：202102236035118637   整理番号：21A0341090

ラットにおける強制および随意運動状態間の脳セロトニンおよびその代謝物レベルと不安様行動の差異【JST・京大機械翻訳】

Difference in the brain serotonin and its metabolite level and anxiety-like behavior between forced and voluntary exercise conditions in rats

著者 (4件)： Matsunaga Daisuke (Graduate School of Community & Human Services, Rikkyo University, 1-2-26 Kitano, Niiza, Saitama, 352-8558, Japan) ,  Nakagawa Hikaru (Graduate School of Community & Human Services, Rikkyo University, 1-2-26 Kitano, Niiza, Saitama, 352-8558, Japan) ,  Nakagawa Hikaru (Japan Society for the Promotion of Science, 5-3-1 Kojimachi, Chiyoda, Tokyo, 102-0083, Japan) ,  Ishiwata Takayuki (Graduate School of Community & Human Services, Rikkyo University, 1-2-26 Kitano, Niiza, Saitama, 352-8558, Japan)
資料名： Neuroscience Letters  (Neuroscience Letters)
巻： 744  ページ： Null  発行年： 2021年 
JST資料番号： W0118A  ISSN： 0304-3940  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 身体運動は,随意および強制運動が同じ効果を持つかどうかは不明であるが,身体的および精神的健康の両方に有益である。ラットのセロトニン(5-HT),その代謝産物5-ヒドロキシインドール酢酸(5-HIAA),および不安様行動変化に及ぼす慢性強制および随意ホイールランニングの影響を調べた。48匹のラットを,標準ケージにランダムに割り当てた(対照:SC);随意運動(車輪上の自由走行,V-EX);自発的制限運動(車輪は1日1時間のみ,VL-EX);強制運動(運動ホイール,F-EX)。4週間後,ラットを,オープンフィールド試験(OFT)または5-HTおよび5-HIAAレベルを,主要なセロトニン作動性神経細胞体および投射領域で測定した。SC群と比較して,背側および正中縫線核における5-HTおよび5-HIAAレベルはV-EXで増加したが,VL-EXおよびF-EX群では増加しなかった。傍心室視床下部核と尾状被殻では,V-EX群で5-HTレベルのみが増加した。興味深いことに,扁桃体では,5-HIAAレベルのみがV-EX群で有意に増加した。逆に,F-EXラットは有意な5-HT変化を示さず,不安様行動を増加させた。VL-EXはどの実験パラメータにも有意な有益な効果を示さなかった。これらのデータは,無制限随意運動のみがセロトニン作動系を刺激し,不安様行動を抑制することを示唆する。Copyright 2021 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ニューロン ,  視床下部 ,  心室 ,  *代謝産物 ,  *ラット ,  被殻 ,  扁桃核 ,  精神衛生 ,  *随意運動 ,  縫線核 ,  走行 ,  窒素複素環化合物 ,  フェノール類 ,  芳香族縮合化合物 ,  第一アミン
準シソーラス用語： 身体運動 ,  オープンフィールド試験 ,  *不安様行動 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 不安様行動 ,  強制運動 ,  セロトニン ,  随意運動 ,  自発的に制限された運動

分類 (3件)： 筋肉・運動系一般  (EJ10010V) ,  精神科の基礎医学  (GR01020I) ,  神経の基礎医学  (GN01020W)

物質索引 (1件)： セロトニン

タイトルに関連する用語 (8件)： ラット ,  強制 ,  随意運動 ,  脳 ,  セロトニン ,  代謝物 ,  不安様行動 ,  差異