抄録/ポイント：
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究では,ポーランド市場で発見された硬質牛,ヒツジおよびヤギチーズにおける共役リノール酸cis9trans11 C18:2(CLA)およびtrans C18:1およびC18:2異性体の含有量を含む脂肪酸組成を評価し,これらのチーズにおける脂質品質指標を比較した。ガスクロマトグラフィー法を用いて脂肪酸プロファイルを測定した。本研究は,チーズ中のcis9trans11C18:2(CLA),transC18:1,およびC18:2異性体の種々の含有量および脂質品質指標の値を実証した。ヒツジおよびヤギチーズは,ウシチーズ(9.380.87%)より短鎖脂肪酸(SCFA)の豊富な源(それぞれ14.732.55%および14.802.80%)であった。ウシチーズは,モノ不飽和脂肪酸(MUFA),最も低いn-6/n-3比,および最も高い脂肪酸含量を有し,ヒツジおよびヤギチーズと比較して,ヒト(DFA)において望ましい食事効果を誘導した。多価不飽和脂肪酸(PUFA)の有意に高い(p<0.05)含量をヒツジチーズにおいて見い出した。ヤギチーズは,ヒツジおよびウシチーズと比較して,最も高いn-3PUFA含量および血栓形成指数(TI)(2.670.44)の最低値を有した(それぞれ3.140.29および3.130.13)。ウシ,ヒツジおよびヤギチーズは,コレステロール低下/高コレステロール血症(H/H)比の類似した値によって特徴づけられた。チーズチーズはcis9trans11 C18:2(CLA)の最高レベル及びtrans C18:1及びtrans C18:2異性体の最高全含量を有した。研究は,ヒツジ,ウシおよびヤギチーズが様々な健康利益を提供することを示した。チーズに見出される脂質品質指標の脂肪酸組成と種々の値の違いは,それらを生産するために使用される牛乳の組成及びチーズ製造技術の違いによる可能性がある。多くの著者によって行われた研究は,反芻動物の供給システムが牛乳の品質と化学組成,ならびにチーズ生産へのその適用性に大きな影響を与えることを示した。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
