文献
J-GLOBAL ID:202102238123414166   整理番号:21A0022355

レスベラトロールはApoE-/-マウスにおける高脂肪食とLPSによって誘発されるアテローム性動脈硬化症を改善し,CD4+T細胞の活性化を阻害する【JST・京大機械翻訳】

Resveratrol ameliorates atherosclerosis induced by high-fat diet and LPS in ApoE -/- mice and inhibits the activation of CD4 + T cells
著者 (6件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 1-12  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7531A  ISSN: 1743-7075  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
血管壁への脂質の蓄積を特徴とするアテローム性動脈硬化(AS)は多くの心血管疾患(CVD)の病理学的基礎であり,ヒトの健康を深刻に脅かす。レスベラトロール(RES)はAS治療に有益であることが報告されている。この研究は,ApoE-/-マウスにおける高脂肪食(HFD)とLPSにより誘導されるASに与えるRESの影響を観察し,基になる機構を検討することを目的にした。ApoE-/-マウスに,LPSを併用したHFDを給与し,ASとRESを20週間投与した。脾臓CD4+T細胞を培養し,LPSと共に抗CD3/CD28で処理し,RESを加えた。血清脂質と大動脈のアテローム性動脈硬化領域を検出した。CD4+T細胞の活性化をin vivoとin vitroの両方で調べ,CD4+T細胞におけるDNAメチルトランスフェラーゼ(Dnmt)の発現を測定した。in vivoで,RESの投与は,HFDとLPSがTC(総コレステロール),TG(トリグリセリド),LDL-C(低密度リポ蛋白質コレステロール)とHDL-C(高密度リポ蛋白質コレステロール)を含む血清脂質の機能障害を誘発し,肥厚した冠状動脈壁を改善し,大動脈のアテローム硬化性病変の領域を減少させた。さらに,RESは末梢血におけるCD4+T細胞の数を減少させ,CD25およびCD44の発現を減少させたが,L-セレクチン(CD62L)の発現には影響しなかった。in vitroで,RESはCD4+T細胞におけるKi67,CD25およびCD44の発現を減少させた。さらに,RESはIL-2,IL-10およびTGF-β1の分泌を増加させ,IL-6を減少させた。さらに,RESはCD4+T細胞におけるDnmt1とDnmt3bのmRNAと蛋白質レベルの両方を減少させた。これらの結果は,RESが,ApoE-/-マウスにおけるLPSと併用されたHFDによって誘発したASを改善し,CD4+T細胞の増殖と活性化を阻害し,Dnmt1とDnmt3bの発現を制御することを示した。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
循環系の基礎医学  ,  代謝異常・栄養性疾患一般 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
引用文献 (66件):
もっと見る

前のページに戻る