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J-GLOBAL ID:202102238624578096   整理番号:21A0083843

Enterovirus非構造蛋白質2Cの構造,機能および作用機序【JST・京大機械翻訳】

The Structure, Function, and Mechanisms of Action of Enterovirus Non-structural Protein 2C
著者 (6件):
資料名:
巻: 11  ページ: 615965  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7080A  ISSN: 1664-302X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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エンテロウイルスはPicornaviridae科に属するRNAウイルス群である。それらはヒトエンテロウイルス群A,B,CおよびDならびに非ヒトエンテロウイルスを含む。Enterovirus感染は手,足,および口病とヘルプナギナをリードし,その臨床症状はしばしば軽度であるが,いくつかの株は脳炎,心筋炎,髄膜炎,および筋膜炎のような重篤な神経学的合併症をもたらすことができる。現在まで,エンテロウイルス非構造蛋白質に関する研究は,主に2Aと3Cプロテアーゼと3Dポリメラーゼに集中している。しかしながら,別の非構造蛋白質,2Cは,最も高度に保存された蛋白質であり,エンテロウイルスライフサイクルで重要な役割をする。この蛋白質に関する研究は比較的少ない。以前の研究はエンテロウイルス2Cがウイルス非被覆,宿主細胞膜再配列,RNA複製,カプシド化,形態形成,ATPアーゼ,ヘリカーゼ及びシャペロン活性に関与することを示した。進行中の研究にもかかわらず,ウイルス複製または宿主先天性免疫系におけるエンテロウイルス2C蛋白質の病因についてはほとんど知られていない。本レビューでは,ウイルス感染,複製および免疫調節に関与する重要な変異およびモチーフに焦点を当て,エンテロウイルス2C蛋白質の構造,機能および機構の現在の理解を議論し要約した。また,ウイルス複製を促進するためのパターン認識受容体とI型インターフェロンシグナル伝達経路の調節における2C蛋白質の役割に関する研究における最近の進歩に焦点を当てた。これらの機能と機構を考えると,抗ウイルス薬開発の標的としての2C蛋白質の潜在的応用についても議論した。将来の研究はエンテロウイルス2C蛋白質のより多くの結晶構造の決定に焦点を当て,エンテロウイルス感染に対する抗ウイルス薬開発のより潜在的標的を提供するかもしれない。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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感染症・寄生虫症一般 
引用文献 (130件):
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