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J-GLOBAL ID:202102240750411602   整理番号:21A0272183

細胞外マトリックスの染色技術による組織洗浄処理を用いた肺胞スケールにおける肺線維症病巣の三次元イメージング【JST・京大機械翻訳】

Three-Dimensional Imaging of Pulmonary Fibrotic Foci at the Alveolar Scale Using Tissue-Clearing Treatment with Staining Techniques of Extracellular Matrix
著者 (11件):
資料名:
巻: 2020  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7716A  ISSN: 1687-4188  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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特発性肺線維症は,コラーゲンおよびエラスチンを含む細胞外マトリックス蛋白質の蓄積を特徴とする進行性,慢性肺疾患である。線維性肺における細胞外マトリックスのイメージングは,その病理学的状態ならびに肺フォーカス部位への薬物の分布およびそれらの治療効果を評価するために重要である。本研究では,肺線維症における焦点部位のための三次元イメージング法を開発するために,細胞外マトリックスを光学的組織除去処置で染色する技術を比較した。肺線維症のマウスモデルをブレオマイシンの肺内投与により調製した。コラーゲンとエラスチンに対する蛍光プローブである蛍光標識トマトレクチン,コラーゲンI抗体とCol-Fを用いて,無傷線維性肺における線維症病巣のイメージングを比較した。これらの肺試料は,ClearT2組織除去技術を用いてクリアした。明確な肺をレーザ走査共焦点顕微鏡を用いて2次元的に観察し,画像を肺組織切片と比較した。さらに,三次元画像を連続二次元画像から再構成した。蛍光標識トマトレクチンは,明確な線維性肺における線維性病巣の可視化をできなかった。線維性肺におけるコラーゲンIは免疫蛍光染色により可視化できたが,コラーゲンIは肺表面から40μmまでのみ明確に見えた。Col-F染色は,明確な肺組織で120μmの深さへのコラーゲンとエラスチンの可視化を容易にした。さらに,Col-Fを用いて明確な線維性肺における三次元細胞外マトリックスを可視化し,画像は免疫蛍光染色よりも良好な可視化を提供した。これらの結果は,Col-F染色と組み合わせたClearT2組織除去処理が,無傷線維性肺における線維症病巣のイメージングのための簡単で迅速な技術を表すことを示唆する。本研究は,細胞外マトリックス関連疾患を有する様々な器官のイメージングに重要な情報を提供する。Copyright 2020 Kohei Togami et al. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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呼吸器の基礎医学 
引用文献 (32件):
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  • V. J. Thannickal, C. A. Henke, J. C. Horowitz, J. Roman, P. J. Sime, Y. Zhou, R. G. Wells, E. S. White, D. J. Tschumperlin, D. J. Tschumperlin, "Matrix biology of idiopathic pulmonary fibrosis: a workshop report of the national heart, lung, and blood institute," The American Journal of Pathology, vol. 184, no. 6, pp. 1643-1651, 2014.
  • A. Belkin, J. J. Swigris, "Health-related quality of life in idiopathic pulmonary fibrosis," Current Opinion in Pulmonary Medicine, vol. 19, no. 5, pp. 474-479, 2013.
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  • P. Désogère, L. F. Tapias, T. A. Rietz, N. Rotile, F. Blasi, H. Day, J. Elliott, B. C. Fuchs, M. Lanuti, P. Caravan, "Optimization of a collagen-targeted pet probe for molecular imaging of pulmonary fibrosis," Journal of Nuclear Medicine, vol. 58, no. 12, pp. 1991-1996, 2017.
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