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J-GLOBAL ID:202102242719322846   整理番号:21A0097401

Lactobacillus intestinalisおよびLactobacillus reuteriの摂取は迷走神経を介して抗生物質処理マウスにおける鬱病および快感様表現型を引き起こす【JST・京大機械翻訳】

Ingestion of Lactobacillus intestinalis and Lactobacillus reuteri causes depression- and anhedonia-like phenotypes in antibiotic-treated mice via the vagus nerve
著者 (10件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 1-12  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7329A  ISSN: 1742-2094  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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脳-腸-微生物軸は,鬱病のようなストレス関連障害の病因において役割を果たす。本研究では,抗生物質処理微生物叢枯渇のマウスにおける糞便微生物叢移植(FMT)の影響を調べた。糞便微生物叢は,慢性社会的デファットストレス(CSDS)および対照(CSDS)マウスを受けないマウスから得た。これら2群からのFMTを,抗生物質処理マウスに対し行った。16S rRNA分析を行い,腸微生物叢の組成を調べた。さらに,微生物摂取後のうつ病様表現型における横隔膜下迷走神経切除の影響を調べた。CSDS感受性マウスからの糞便微生物叢の摂取は,抗生性表現型,インターロイキン-6(IL-6)のより高い血漿レベル,および抗生物質処理マウスにおける前頭前野(PFC)におけるシナプス蛋白質の発現の減少をもたらしたが,水処理マウスではそうではなかった。16S rRNA分析は,2つの微生物(Lactobacillus intestinalisとLactobacillus reuteri)がFMT後の抗生物質処理マウスにおけるアヘドニア様表現型の原因であることを示唆した。これらの2つの微生物を14日間摂取すると,抗生物質処理マウスのPFCにおいて,鬱病およびアヘドニア様表現型,より高い血漿IL-6レベル,およびシナプス蛋白質の発現が低下した。興味深いことに,横隔膜下迷走神経切断は,これらの2つの微生物の摂取後,PFCにおける行動異常,血漿IL-6レベルの上昇,およびシナプス蛋白質のダウンレギュレーションを有意に阻止した。これらの所見は,抗生物質カクテルを用いた微生物叢枯渇がFMT誘導行動変化の発生に必須であり,迷走神経がL.intestinalisとL.reuteriの摂取後の抗生物質処理マウスにおける行動異常に重要な役割を果たすことを示唆する。したがって,脳-腸-微生物軸は迷走神経を介して鬱病の病因に関与する可能性がある。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
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微生物生理一般  ,  消化器疾患の治療一般  ,  微生物の生態  ,  消化器の基礎医学 
引用文献 (43件):
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