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J-GLOBAL ID：202102244388207052   整理番号：21A0072886

トリテルペノイドによる細胞概日時計の調節【JST・京大機械翻訳】

Modulation of cellular circadian clocks by triterpenoids

著者 (4件)： Suzuki Chihiro (Food Research Institute, National Agriculture and Food Research Organization, 2-1-12 Kannondai, Tsukuba, Ibaraki, 305-8642, Japan) ,  Fukumitsu Satoshi (Food Innovation Course, School of Integrative and Global Majors, University of Tsukuba, 1-1-1 Tennodai, Tsukuba, Ibaraki, 305-8572, Japan) ,  Oike Hideaki (Food Research Institute, National Agriculture and Food Research Organization, 2-1-12 Kannondai, Tsukuba, Ibaraki, 305-8642, Japan) ,  Oike Hideaki (Research Center for Agricultural Information Technology, National Agriculture and Food Research Organization, 3-1-1 Kannondai, Tsukuba, Ibaraki, 305-8517, Japan)
資料名： Phytochemistry  (Phytochemistry)
巻： 181  ページ： Null  発行年： 2021年 
JST資料番号： D0116B  ISSN： 0031-9422  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 地球上の多くの生物は,それらの体において時計システムを持っている。内部時計の擾乱が我々の体に負の影響を及ぼすことはますます明らかになってきた。テルペンは,いくつかの薬理作用を有することが報告されている種々の植物に見られる有機化合物である。本研究では,市販の27トリテルペノイドに焦点を当て,ヒトU2OS細胞とマウスNIH3T3細胞の概日リズムに及ぼすそれらの影響を評価した。コア時計遺伝子の1つであるPer2の発現レベルを,数日の期間にわたって発光レポーターを用いて測定した。8トリテルペノイドが概日時計の相をリセットすることを見出した。代表的化合物は,コロソール酸,ククルビタシンB,およびセラストロールであった。同様の効果はククルビタシンBとセラストロールのいくつかの構造類似体でも確認された。これらの化合物は,刺激タイミングに依存して相を両側にシフトさせ,脱同期化細胞での同期体として作用した。ククルビタシンBとセラストロールの有効濃度は0.5μM未満であった。加えて,ククルビタシンBとセラストロールも,マウスの組織外植体において効果的であることがわかった。さらに,セラストロールはNIH3T3細胞の期間長を用量依存的に短縮した。これら化合物のいくつかは食用および薬用植物で見出され,日常生活における概日時計の調節を助ける可能性がある。Copyright 2021 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 発光 ,  *トリテルペン ,  ヒト ,  薬用植物 ,  薬理作用 ,  有機化合物 ,  日周期 ,  *テルペノイド ,  類似物質 ,  時計遺伝子
準シソーラス用語： NIH 3T3細胞 ,  Per2 ,  U2OS細胞 ,  *概日時計 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 概日リズム ,  時間栄養 ,  時計遺伝子 ,  機能性食品

分類 (1件)： 植物の生化学  (EH01050J)

物質索引 (1件)： セラストロール

タイトルに関連する用語 (4件)： トリテルペノイド ,  細胞 ,  概日時計 ,  調節