抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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水中バッテリー充電システムの開発を目指し,ステレオビジョンベースのビジュアルサーボと3Dマーカーを用いた水中ロボットの自動ドッキングの研究を行なってきている。ドッキング機能は,電池再充電だけでなく,情報伝送のような他の先進アプリケーションに対しても重要な役割を果たすと思われる。ステレオビジョンベースの3D姿勢(位置と方向)実時間測定システムから成る提案ドッキングシステムの実用性を検証するために,光ドッキングシステムを提案し,実際の海上実験を行なった。ドッキング実験は,実験室のメンバーに,海上での実験装置の準備,実施,および解体の重い負担に耐えることを強い,これは実際の海での実験の効率を妨げている。有効性を改善するために,最初に,著者らは,水中ロボット実験のための恒久的なステージが浅い海に建設されたことを報告する。第2に,ドッキング方向を現在の方向に適合させて変更できるドッキングステーションを提案し,これにより,水中ロボットの進行方向を制御する負担を軽減できる。第3に,実際の海における変動する潮流と混濁擾乱を有する環境における反復ドッキング実験により,変化する潮流方向へのドッキングステーションの有効性を証明した。これはまた,ステレオビジョンベースの3D姿勢推定と潮流適応ドッキングステーションの組合せシステムが,潮流変化擾乱に対する適応能力を改善し,複合システムの実用性が強化されることを示した。(翻訳著者抄録)