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J-GLOBAL ID：202102247727235699   整理番号：21A0324115

CLT壁の着雪と暖房の節電効果に関する実験的研究

An Experimental Study on Snow Accretion and Power Saving Effect of Heating for CLT Wall

著者 (4件)： 松村光太郎 (岩手県大) ,  林基哉 (国立保健医療科学院) ,  小杉健二 (防災科学技術研 雪氷防災研究セ) ,  佐藤研吾 (防災科学技術研 雪氷防災研究セ)
資料名： 東北の雪と生活(Web)
号： 35  ページ： 38-41 (WEB ONLY)  発行年： 2020年12月18日 
JST資料番号： U1302A  ISSN： 0917-6217  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・構造壁として普及しつつある木質集成材CLT(Cross Laminated Timber)壁への着雪の室内暖房の節電効率について検討。
・節電効率は,吹雪を発生させた風洞内に,一面が内断熱のCLT壁の電気暖房を用いた模擬室を設け,CLT壁に着雪させた時の模擬室内の室温状況の変化と暖房稼働時間から実験的に把握。
・断熱材の有無により差があるが,断熱材有の条件でも,着雪がない吹雪前と比較して着雪がある場合,暖房稼働率が低減,着雪の断熱効果が判明。
・着雪後の無風状態は,着雪の断熱効果により,外壁の表面温度が高くなることと風圧がなくなることから,着雪が落雪しやすくなることが判明。

シソーラス用語： 吹雪 ,  *着雪 ,  *外壁 ,  電力消費 ,  *断熱 ,  *省エネルギー技術 ,  *節約
準シソーラス用語： *省エネルギー

分類 (2件)： エネルギー消費,省エネルギー  (RA01092B) ,  中小規模擾乱,降水特性  (DC05120X)

引用文献 (4件)：

• 鈴木 弘孝,三坂 育正,村野 直康,田代 順孝,2005,壁面緑化による建物外部の温熱環境改善効果に関する研究,ランドスケープ研究,68(5),503-508
• 高橋 徹,1998:積雪荷重の推移過程モデルに関する一考察,日本建築学会構造工学論文集,44B,107-112
• 冨永 禎秀,大風 翼,持田 灯,志田 貴之,吉野 博,2009:雪面の浸食・堆積のモデル化に関する基礎的検討 CFD による建物周辺の飛雪現象の数値予測,日本建築学会環境系論文集, Vol.74,1083-1089
• 土谷 富士夫,2001:気候変動が土の凍結深さ及びその特性に及ぼす影響,土の凍結と室内凍上試験方法に関するシンポジウム発表論文集,2001,1-6

タイトルに関連する用語 (5件)： CLT ,  着雪 ,  暖房 ,  節電 ,  実験的研究