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J-GLOBAL ID:202102251977723979   整理番号:21A0133318

2018年の西部北太平洋夏季モンスーンに対する局所及び遠隔海面水温の複合効果

Compound Effect of Local and Remote Sea Surface Temperatures on the Unusual 2018 Western North Pacific Summer Monsoon
著者 (5件):
資料名:
巻: 98  号:ページ: 1369-1385  発行年: 2020年12月25日 
JST資料番号: G0095A  ISSN: 0026-1165  CODEN: JMSJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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2018年の7月と8月(JA)は,西部北太平洋(WNP)のモンスーントラフがいつになく強く,高気圧性リッジは異常に北向きにシフトし,北向きにシフトした熱帯低気圧の活動が観察された。これまでの研究では,北大西洋(NA),インド洋(IO),そして熱帯北太平洋における海面水温(SST)アノマリの影響が検討されてきた。しかし,SST強制の統合的見解はまだ合意がされていない。一連の数値実験に基づいて,本研究では,熱帯WNPにおけるSSTアノマリが,モンスーントラフにおいて観測された異常現象の構造を形成する重要な強制であることを示した。さらに,熱帯および温帯WNPの両者におけるSSTアノマリの複合効果は,WNPにおける循環アノマリの増大をもたらした。また,NA SSTアノマリは,WNP SSTアノマリの存在下でモンスーントラフを強化した。対照的に,NA,IO,温帯WNP,および亜熱帯東部北太平洋における個々のSSTアノマリは,モンスーントラフを強化できなかった。本研究では熱帯と温帯のWNP SSTアノマリが局所的な影響を主要な推進要因とし,また,NA SSTアノマリがマイナーな寄与者である遠隔効果が,JA 2018の期間のWNPにおける異常な循環と気候の極値を共同で誘起したことを提案した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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大気大循環,熱帯気象 
引用文献 (44件):
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