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J-GLOBAL ID：202102254346797206   整理番号：21A0473905

視線データと点検データの正準相関に基づく道路橋点検のための類似点検データ検索

SIMILAR INSPECTION DATA RETRIEVAL FOR ROAD STRUCTURE INSPECTION BASED ON CANONICAL CORRELATION BETWEEN EYE TRACKING DATA AND INSPECTION RECORDS

著者 (5件)： 前田圭介 (北海道大学 総合IR室) ,  斉藤僚汰 (北海道大学大学院情報科学研究科 メディアネットワーク専攻) ,  高橋翔 (北海道大学 大学院工学研究院 土木工学部門) ,  小川貴弘 (北海道大学 大学院情報科学研究院 メディアネットワーク部門) ,  長谷山美紀 (北海道大学 大学院情報科学研究院 メディアネットワーク部門)
資料名： 土木学会論文集 F3(土木情報学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. F3 (Civil Engineering Informatics) (Web))
巻： 76  号： 1  ページ： 74-86(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： U0254A  ISSN： 2185-6591  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本文では,道路構造物の維持管理の効率化に向けた,技術者の視線データを用いた類似点検データの検索手法を提案する.提案手法では,点検時に記録された変状画像に対する技術者の視線データ及び点検データのそれぞれから算出される特徴量に対して,正準相関分析を行う.これにより,相関が最大となる新たな特徴量への変換を行う射影を推定することで,技術者の視線を考慮した点検データ間の類似度の算出が可能となる.さらに,推定した射影を用いることで,視線データが取得されない場合においても,視線データを考慮した特徴の算出が可能となる.以上より,入力される点検データに対し,過去の類似事例を提示可能となるため,変状評価業務の効率化が期待できる.本文の最後では,実際のデータを用いた実験を行い,その有効性を確認する.(著者抄録)

シソーラス用語： *視線 ,  *点検 ,  測定データ ,  予測誤差 ,  *相関 ,  *道路橋 ,  *データ検索 ,  維持管理 ,  効率化 ,  類似性 ,  変化 ,  故障検出 ,  改変
準シソーラス用語： 正準相関 ,  変状

著者キーワード (5件)： road structure ,  inspection record ,  retrieval ,  eye tracking data ,  canonical correlation analysis

分類 (1件)： 橋梁の破壊,保守,その他  (RC06080X)

引用文献 (27件)：

• 1) 国土交通省 : 平成27年度国土交通白書, http://www.mlit.go.jp/hakusyo/mlit/h27/index.html, 2018.
• 2) 経済産業省 : ロボット革命実現会議 ロボット新戦略, https://www.kantei.go.jp/jp/singi/robot/, 2018.
• 3) 内閣府日本経済再生本部 : 日本再興戦略 2016 -第4次産業革命に向けて-, https://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/kettei.html, 2018.
• 4) 内閣府 : 戦略的イノベーション創造プログラム (SIP)インフラ維持管理・更新・マネジメント技術 開発計画, http://www.jst.go.jp/sip/k07.html, 2018.
• 5) Murphy, R. R., Steimle, E., Hall, M., Lindemuth, M., Trejo, D., Hurlebaus, S., Medina-Cetina, Z. and Slocum, D. : Robot-assisted bridge inspection, Journal of Intelligent and Robotic Systems, Vol. 64, No. 1, pp. 77-95, 2011.

タイトルに関連する用語 (6件)： 視線 ,  点検 ,  正準相関 ,  道路橋 ,  類似 ,  データ検索