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J-GLOBAL ID:202102254406437794   整理番号:21A0169568

第一原理計算を用いた物質設計:その電子状態の次元性に注目して

Materials design by first-principles calculation: from the viewpoint of the dimensionality of the electronic structure
著者 (1件):
資料名:
巻: 73  号: 1 下巻  ページ: 59-61  発行年: 2021年01月10日 
JST資料番号: F0270A  ISSN: 0387-2211  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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・第一原理計算をベースに,LaOBiS2に代表されるBiS2系層状化合物を例に,低次元構造が低次元バンド分散し,バンド端での高い状態密度により熱電の性能指数ZTが高くなることを指摘。
・より低次元性を高める元素を添加すると熱電性能が高くなるとの物質設計の指針の下でZTを検討し,スピン-軌道相互作用を弱める軽元素が有効で,最近接以外のホッピングの低下とイオン半径も変化。
・p軌道の一次元バンドが二方向に存在する擬一次元電子状態に類似して,d軌道の電子状態の2層Ruddlesden-Popper化合物では二本鎖梯子型格子で同様な事が実現し,高温超伝導の可能性。
・カゴメ格子では量子干渉効果により,局在固有状態が生じ,平坦なバンドが実現し,強磁性が発現。
・遷移金属ダイカルコゲナイドでは二次元層間相互作用が,3R積層構造で量子干渉効果で弱まり,励起子の低次元化により励起子スペクトルを説明し,層状構造がずれて積層していることが原因。
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分類 (1件):
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半導体と絶縁体の電気伝導一般 
引用文献 (15件):
  • P. Hohenberg and W. Kohn, Phys. Rev. 136, B864-871 (1964).
  • W. Kohn and L. J. Sham, Phys. Rev. 140, A1133-1138 (1965).
  • Y. Mizuguchi et al., Phys. Rev. B 86, 220510 (2012).
  • Y. Mizuguchi et al., J. Phys. Soc. Jpn. 81, 114725 (2012).
  • H. Usui, K. Suzuki, and K. Kuroki, Phys. Rev. B 86, 220501(R) (2012).
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