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J-GLOBAL ID:202102255238887170   整理番号:21A0841615

DockerfileにおけるSelf-Admitted Technical Debtの削除に関する調査

著者 (5件):
資料名:
巻: 2021  号: SE-207  ページ: Vol.2021-SE-207,No.21,1-8 (WEB ONLY)  発行年: 2021年02月22日 
JST資料番号: U0451A  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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Self-Admitted Technical Debt(SATD)とは,コード中に存在するバグや解消すべき課題のことであり,その中でも開発者が課題を認識した上で,コードに埋め込んだものを指す.SATDの調査は,ソフトウェアの品質向上につながることから,SATDの追加や削除について様々な研究が行われている.他方,近年ソフトウェアのクラウド化に伴い,コンテナ仮想化技術の一つであるDockerが注目されている.Dockerは一般的な仮想環境と比べて,可搬性やリソース効率性が高く,様々なプロジェクトで利用されている.Dockerにおいても,従来のSATD研究で調査対象とされてきた一般的なプログラミング言語と同様に,SATDの存在が報告されている.しかし,DockerにおけるSATDの削除についての調査はまだ行われていない.SATD解消実態の把握により,SATD修正パターンの獲得や修正案の提示といった応用が期待できる.そこで本研究では,Docker Hubの人気上位250イメージを構築するDockerfileを対象に,DockerfileにおけるSATDの削除の性質理解のための調査を行う.調査の結果,Dockerfile内のSATDのうち,38.4%が削除されていた.また,削除されたSATDのうち追加した本人により削除されていた割合は,68.8%であった.削除されたSATDの存在期間は,中央値が67日であり平均値は166日であった.(著者抄録)
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分類 (1件):
分類
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計算機システム開発 
引用文献 (11件):
  • A. Potdar and E. Shihab. An exploratory study on self-admitted technical debt. In In Proceedings of International Conference on Software Maintenance and Evolution, pp. 91-100, 2014.
  • S. Wehaibi, E. Shihab, and L. Guerrouj. Examining the impact of self-admitted technical debt on software quality. In In Proceedings of International Conference on Software Analysis, Evolution, and Reengineering, pp.179-188, 2016.
  • 東英明, 柗本真佑, 亀井靖高, 楠本真二. コンテナ仮想化技術における self-admitted technical debt の調査. 電子情報通信学会技術研究報告, Vol. 120, No. 193, pp. 25-30, 2020.
  • E. D. S. Maldonado, R. Abdalkareem, E. Shihab, and A. Serebrenik. An empirical study on the removal of self-admitted technical debt. In In Proceedings of International Conference on Software Maintenance and Evolution, pp. 238-248, 2017.
  • F. Zampetti, A. Serebrenik, and M. D. Penta. Was self-admitted technical debt removal a real removal?: An in-depth perspective. In In Proceedings of International Conference on Mining Software Repositories, pp. 526-536, 2018.
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