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J-GLOBAL ID:202102256039010269   整理番号:21A1018012

不均一な粗度条件を持つ都市キャノピーの上空に形成される組織構造がピーク風速の発生に及ぼす影響

Effect of coherent structure above urban canopy with heterogeneous roughness condition on occurrence of peak velocity
著者 (2件):
資料名:
巻: 26  ページ: 213-222  発行年: 2020年11月 
JST資料番号: F2477A  ISSN: 2435-4384  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究では,建物群周りの乱流構造に対するLESの結果を風洞実験と比較する。そこで粗度条件の不均一性が異なる場合に対する計算を行なって各場合における組織構造がピーク風速の発生に及ぼす影響を明らかにした。その結果,低速流体塊に伴う組織構造が建物群の直上に確認され,その周囲の高風速の領域が,ピーク風速の支配的な原因となる。さらに境界層厚さと同等のスケールを持つロール状の構造が乱流境界層の上部に確認でき,乱流境界層の上部における速度の大きな流体塊が,建物群上の高風速の領域と一体になることによって,ピーク風速の発生を形成することが示唆された。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
分類
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局地循環,気流 
引用文献 (8件):
  • Coceal, O., Dobre, A., Thomas, T., Belcher, S. : Structure of turbulent flow over regular arrays of cubical roughness. Journal of Fluid Mechanics, Vol. 589, 375-409, 2007
  • Takimoto, H., Inagaki A., Kanda M., Sato A., Michioka T.: Length-Scale Similarity of Turbulent Organized Structures over Surfaces with Different Roughness Types, Boundary-Layer Meteorol., Vol.147, 217-236, 2013
  • Oikawa, S., Meng, Y.: Turbulence characteristics and organized motion in a suburban roughness sublayer. BoundaryLayer Meteorol., Vol. 74, 289-312, 1995
  • 河合英徳, 田村哲郎: 都市キャノピー内外のピーク風速の発生に影響を及ぼす乱流構造の解析, 日本流体力学会年会, 2019
  • Uehara et al., Wind tunnel experiments on how thermal stratification affects flow in and above urban street canyons, Atmospheric Environment, Vol. 34, 1553-1562, 2000
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タイトルに関連する用語 (4件):
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