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J-GLOBAL ID:202102256191906899   整理番号:21A0217197

全球モデル実験における日本の将来の気候変動の季節的特性とこれに関連する大気循環アノマリ

Seasonal characteristics of future climate change over Japan and the associated atmospheric circulation anomalies in global model experiments
著者 (9件):
資料名:
巻: 14  号:ページ: 130-135(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: U0049A  ISSN: 1882-3416  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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地球温暖化への適応戦略を確立するためには,地域特性を考慮した将来の気候変動に関する情報が必要である。本研究では,結合モデル相互比較プロジェクトフェーズ5(CMIP5)と気象研究所大気大循環モデル(MRI-AGCM)地球温暖化シミュレーションの2つのアンサンブルに基づいて,特に不確実性のソースに焦点を当て,21世紀後半の日本と日本周辺(JPN)の将来の気候予測の季節特性を調査した。JPN上のアンサンブル平均地表面気温の増加は,東アジア陸域(EAS)よりも低く,大陸と海洋のコントラストを反映しているが,将来の降水の定量的変化はアンサンブルに依存した。JPN周辺のCMIP5平均大気循環は,冬季と夏季に弱まり,一方,将来の季節進行は春季と秋季の期間にJPNの北部で遅れる傾向がある。JPNの気候予測と将来の循環アノマリの間に,有意なCMIP5モデル間相関が検出されたー例えば,偏西風/南東風アノマリをシミュレートするアンサンブルメンバーは,将来の夏季をより高温/湿潤に予測する傾向がある。高分解能MRI-AGCM予測は,台風関連の降水の将来変化が除去した場合,CMIP5モデル間相関と一致し,台風シミュレーションが将来の予測に実質的に影響することを示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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気候学,気候変動 
引用文献 (21件):
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