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J-GLOBAL ID:202102256848546963   整理番号:21A0580478

抗酸化特性を示す発酵乳からの新規ペプチドの同定:作用機構【JST・京大機械翻訳】

Identification of New Peptides from Fermented Milk Showing Antioxidant Properties: Mechanism of Action
著者 (13件):
資料名:
巻:号:ページ: 117  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7134A  ISSN: 2076-3921  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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それらの有益な性質のため,発酵食品はヒトの食事の重要な成分であると考えられている。また,それらは生物活性ペプチド,広範囲の効果に対して研究された健康促進化合物を含む。本研究では,発酵乳蛋白質から抽出したいくつかの抗酸化ペプチドを調べた。最初に,濃縮ペプチド画分を精製し,in vitroおよび細胞モデルにおける抗酸化能を分析した。その後,最も活性な画分から,23のペプチドを質量分析MS/MSによって同定し,合成して試験した。ペプチドN-15-M,E-11-F,Q-14-RおよびA-17-Eを,酸化ストレスに対する防御およびROS産生の阻害の両方におけるCaco-2細胞に対する抗酸化効果に対して選択した。それらの作用機構を定義するために,Kelch様ECH関連蛋白質1/核因子赤血球2関連因子2(Keap1/Nrf2)経路の活性化を,サイトゾルから核へのNrf2の転座を評価するために研究した。N-15-M,Q-14-RおよびA-17-Eで処理した細胞では,対照に関して核により高い量のNrf2が見られた。さらに,Keap1/Nrf2経路の活性化を介した3つの活性ペプチドは,抗酸化酵素の過剰発現と活性を増加させた。分子ドッキング分析は,Keap1に結合するN-15-M,Q-14-RおよびA-17-Eの潜在的能力を確認し,Keap1/Nrf2相互作用に対する不安定化効果を示した。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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乳製品  ,  生理活性ペプチド 
引用文献 (36件):
  • Şanlier, N.; Gökcen, B.B.; Sezgin, A.C. Health benefits of fermented foods. Crit. Rev. Food Sci. Nutr. 2019, 59, 506-527.
  • Rezac, S.; Kok, C.R.; Heermann, M.; Hutkins, R. Fermented Foods as a Dietary Source of Live Organisms. Front. Microbiol. 2018, 9.
  • Savijoki, K.; Ingmer, H.; Varmanen, P. Proteolytic systems of lactic acid bacteria. Appl. Microbiol. Biotechnol. 2006, 71, 394-406.
  • Shu, G.; Shi, X.; Chen, L.; Kou, J.; Meng, J.; Chen, H. Antioxidant Peptides from Goat Milk Fermented by Lactobacillus casei L61: Preparation, Optimization, and Stability Evaluation in Simulated Gastrointestinal Fluid. Nutrients 2018, 10, 797.
  • Solieri, L.; Rutella, G.S.; Tagliazucchi, D. Impact of non-starter lactobacilli on release of peptides with angiotensin-converting enzyme inhibitory and antioxidant activities during bovine milk fermentation. Food Microbiol. 2015, 51, 108-116.
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