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J-GLOBAL ID：202102257025469148   整理番号：21A0347760

セルロース材料を同化するカニはマングローブ河口におけるデトリタス食物連鎖を駆動する【JST・京大機械翻訳】

Crabs assimilating cellulose materials drive the detritus food chain in a mangrove estuary

著者 (5件)： Kawaida Shun (Department of Ecosystem Studies, Graduate School of Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo, Yayoi, Bunkyo, Tokyo 113-8657, Japan) ,  Nanjo Kusuto (Department of Applied Aquabiology, National Fisheries University, Nagata-Honmachi, Shimonoseki, Yamaguchi 759-6595, Japan) ,  Ohtsuchi Naoya (International Coastal Research Center, Atmosphere and Ocean Research Institute, The University of Tokyo, Akahama, Otsuchi, Iwate 028-1102, Japan) ,  Kohno Hiroyoshi (Okinawa Regional Research Center, Tokai University, Uehara, Taketomi, Okinawa 907-1541, Japan) ,  Sano Mitsuhiko (Department of Ecosystem Studies, Graduate School of Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo, Yayoi, Bunkyo, Tokyo 113-8657, Japan)
資料名： Food Webs  (Food Webs)
巻： 26  ページ： Null  発行年： 2021年 
JST資料番号： W3047A  ISSN： 2352-2496  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 一次消費者におけるセルロースに富むデトリタスの低い消化性は,より高いレベルの消費者によるその取り込みを制限すると考えられている。しかし,最近の研究では,東アジアのマングローブ森林の優勢な底生消費者であるセサムシ類カニParasesarma bidensは,高いセルラーゼ酵素活性を有し,この種を効率的に消化し,難分解性のデトリタスを同化することを可能にする。P.bidensが食物連鎖へのマングローブデトリタスの取り込みを促進する栄養中間体として作用するかどうかを解明するために,亜熱帯マングローブ河口内の底生食性魚類の食習慣を調べた。Stomach含有量分析は,カニ,特にP.bidensが調べた魚類の食餌に大きい寄与をし,スナッパーLutjanus argentimaculatusとAcanthopagrus sivicolusを含み,両方とも研究サイトで共通であることを示した。さらに,炭素と窒素安定同位体分析は,マングローブデトリタスが,P.bidensの消費のため,調べたすべての魚種に著しく寄与することを明らかにした。これらの知見から,セルロース材料を消化/同化する能力が大きいカニによる砕屑性栄養経路は,マングローブ生態系における食物連鎖構造の維持に不可欠な部分を占めることが示唆された。Copyright 2021 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 消費者 ,  炭素 ,  窒素 ,  *セルロース ,  *河口 ,  酵素活性度 ,  消化 ,  食習慣 ,  セルラーゼ ,  砕屑堆積物 ,  *食物連鎖 ,  消化性 ,  亜熱帯 ,  生態系 ,  *マングローブ

分類 (2件)： 生態系  (EE01040P) ,  魚類  (FH02020K)

タイトルに関連する用語 (7件)： セルロース ,  同化 ,  カニ ,  マングローブ ,  河口 ,  デトリタス ,  食物連鎖