抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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品質管理の分野において,良品はある程度の均一な集団を形成しても,不良品には多様な現象が混在し一つの意味のある母集団をなしているとは考えにくい.このような非対称な群(ラベル)から形成されるデータに対する判別手法として,マハラノビス・タグチ(MT)システムが知られている.MTシステムの課題として,MTシステムは距離尺度として,マハラノビス距離を用いているため,真の判別曲線が楕円形でない場合には,正答率が低下する.また,複数の単位空間が存在する場合,単一の単位空間に基づいて定式化されているMTシステムを用いても適切に判別できるとは限らない.これらの問題を回避する方策として,本発表では,クラスタワイズカーネルMTシステムを提案するとともに,解析結果の視覚化について考察する.(著者抄録)