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J-GLOBAL ID:202102261292551502   整理番号:21A0023861

細胞外容積状態は糖尿病性腎疾患におけるSGLT2阻害剤ダパグリフロジンに対する体液応答を予測する【JST・京大機械翻訳】

The extracellular volume status predicts body fluid response to SGLT2 inhibitor dapagliflozin in diabetic kidney disease
著者 (14件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 1-9  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7475A  ISSN: 1758-5996  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ナトリウム-グルコース共輸送体2(SGLT2)阻害剤は利尿作用を有する抗高血糖薬である。著者らは最近,SGLT2阻害剤ダパグリフロジンが,尿量の軽度の増加で細胞外容積膨張を改善することを報告した。しかしながら,SGLT2阻害剤に対する体液反応に対する前処理細胞外容積状態の影響は,不明のままである。36名の糖尿病性腎疾患(DKD)患者をダパグリフロジンで治療した。細胞内水(ICW),細胞外水(ECW)および全身水(TBW)を含む体液容積を,生体インピーダンス分析(BIA)装置を用いてベースラインおよび7日目に測定した。ECW/TBWとECWを細胞外容積状態のマーカーとして用いた。比較のために,ループ利尿フロセミド(n=16)とバソプレシンV2受容体アンタゴニストトルバプタン(n=13)に対する細胞外容積状態応答を分析した。BIA(ICW,ECW,TBWおよびECW/TBW)により測定した体重,脳性ナトリウム利尿ペプチドおよび体液パラメーターは,ダパグリフロジン投与後1週間有意に低下した。高ECW/TBW群(中央値0.413)におけるECW/TBWの変化は,低ECW/TBW群より有意に高かった(-2.1±0.4対-0.5±0.4%,p=0.006)。ダパグリフロジン治療(フロセミドまたはトルバプタン治療)のみは,ECW/TBW(r=-0.590,p<0.001)およびECW(r=-0.374,p=0.025)の変化と有意に相関した。前処理細胞外容積状態は,DKD患者におけるSGLT2阻害剤ダパグリフロジンに対する体液反応を予測する。重篤な細胞外液貯留のない患者におけるダパグリフロジンの細胞外液減少効果は,適切な体液状態の維持に寄与する可能性がある。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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糖質代謝作用薬の基礎研究  ,  糖質代謝作用薬の臨床への応用  ,  代謝異常・栄養性疾患の治療 
引用文献 (31件):
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