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J-GLOBAL ID：202102263839261412   整理番号：21A2390054

バイオチャー不活性化汚染土壌における重金属の安定性に及ぼすクエン酸の影響【JST・京大機械翻訳】

Effects of citric acid on the stability of immobilizaed heavy metals by biochar in contaminated soil

著者 (6件)： Liu Gaojie (昆明理工大学環境科学与工程学院,昆明,650500) ,  Zhou Dandan (昆明理工大学環境科学与工程学院,昆明,650500) ,  Li Lina (云南省環境科学研究院,昆明,650500) ,  Chen Yihui (云南省環境科学研究院,昆明,650500) ,  Gu Zhenggang (昆明理工大学建筑工程学院,昆明,650500) ,  Dong Hui (云南省環境科学研究院,昆明,650500)
資料名： Huanjing Huaxue  (Huanjing Huaxue)
巻： 39  号： 2  ページ： 343-351  発行年： 2020年 
JST資料番号： C2490A  ISSN： 0254-6108  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： バイオチャー(BC)による重金属複合汚染土壌の不動態化効果及び環境条件の変化後の不動態化産物の安定性を研究した。Cd,Pb,Znで汚染された土壌に異なる割合のバイオチャーを添加して土壌培養実験を行い,2ケ月後,異なる濃度のクエン酸を添加して植物の根圏環境条件を模擬し,土壌環境条件の変化後の重金属不動態化産物の安定性を分析した。結果は,バイオチャー(5%と8%)の添加が,土壌pH,陽イオン交換容量(CEC),および土壌有機物(SOM)を有意に増加させ,一方,有効態重金属と重金属の毒性浸出濃度は,著しく減少し,そして,後者は,その国際標準のものより低いことを示した。クエン酸添加後,土壌pHはクエン酸濃度の増加とともに減少した。Cd(DTPA-Cd)およびCd(Cd)の毒性浸出濃度(TCLP-Cd)は,クエン酸濃度の増加とともに減少し(2mmolkg-1),10,20mmolkg-1,およびC/C比率が一定であったとき,Cd(DTPA-Cd)およびCd(Cd)の毒性浸出濃度(TCLP-Cd)は増加した。有効鉛(DTPA-Pb)と有効態亜鉛(DTPA-Zn)はクエン酸濃度の増加に伴い上昇した。クエン酸濃度が一定の場合、有効態重金属と重金属の毒性浸出濃度は生物炭の添加割合の増加に伴い減少し、生物炭の添加割合が5%より大きい時、TCLP-CdとTCLP-Znは上昇(クエン酸なしに比べ)したが、いずれもその国際標準より低かった。バイオチャーは重金属汚染土壌を効果的に修復することができるが、環境条件の変化に伴い、不動態化された重金属は脱着と溶解放出を発生し、その生物有効性と環境リスクを高めるが、生物炭の添加割合が高い時、重金属の脱着と溶解放出をある程度抑制する。CdとZnの環境リスクはまだ許容できる安全レベルである。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 溶解 ,  亜鉛 ,  カドミウム ,  不動態化 ,  *重金属 ,  根圏 ,  土壌有機物 ,  国際規格 ,  土壌酸性度 ,  木炭 ,  *汚染土壌 ,  脂肪族アルコール ,  脂肪族カルボン酸 ,  ヒドロキシ酸 ,  ポリカルボン酸
準シソーラス用語： 環境条件 ,  環境リスク ,  *バイオチャー , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 重金属とその化合物一般  (SB05021R) ,  土壌汚染  (FB04100T)

物質索引 (1件)： クエン酸

タイトルに関連する用語 (6件)： バイオチャー ,  不活性化 ,  汚染土壌 ,  重金属 ,  安定性 ,  クエン酸