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J-GLOBAL ID:202102264212089820   整理番号:21A0125414

漢方薬複方分期による新冠肺炎治療のネットワーク薬理学分析【JST・京大機械翻訳】

A Network Pharmacological Analysis of Traditional Chinese Medicine Formulas in Staging Treatment of New Coronavirus Pneumonia
著者 (6件):
資料名:
巻: 22  号:ページ: 278-288  発行年: 2020年 
JST資料番号: C3606A  ISSN: 1674-3849  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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目的:ネットワーク薬理学方法を用い、『新型コロナウイルス感染の肺炎診療方案』第四、五版推薦の分期治療に用いる4つの漢方薬による新冠肺炎(COVID-19)の多成分、多標的の機序及び疾患過程症候群との関連を検討する。方法:ETCM、TCMID、PubChemデータベース及び文献報告により、四つの複合処方中の各漢方薬の性味帰経、成分及び標的を検索し、Cytoscapeソフトを用いて、ネットワークを構築し、STRINGを用いて標的に対して機能濃縮分析を行った。結果:四つの複合処方は脾臓経と肺経に重点的に作用し、また、初期、回復期複方側重脾経、中期側重胃、大腸経、重症期側重心、肝経。初期と回復期の薬物はすべて温性或いは平性であり、中期、重症期には寒性薬品使用がある。中期、重症期の複方の苦味薬の割合が最も大きく、回復期の複方の苦味薬の割合が最小であった。四つの複合処方の共通性は、免疫系、ウイルス翻訳と複製、内分泌系、シグナル伝達などの生物過程を含む21の信号経路に作用し、標的は7つの2つの相互作用するリボソームタンパク質を含み、標的は一連の相互作用するステロイドホルモン受容体を含む。異なる点は以下のとおりである。初、中期の複方の標的ネットワークはNF-kappaB複合体を構成するタンパク質を含む。重症期複合物のみの標的ネットワークは6つのミトコンドリア呼吸鎖複合体Iを含むタンパク質を含む。回復期複方の標的は、神経節リズムと機能回復に関連する4つの通路に富んでいる。結論:漢方医学の認知の角度から見ると、4つの複合処方の創立は漢方医治病の追求、弁証論治の原則に完全に符合する。ネットワーク薬理学の角度から見ると、4つの複方は多成分、多標的を通じて機体に対して複数の方面のコントロールを行い、異なる分期のCOVID-19を治療的に治療する。それらの共同作用の重点器官は肺と脾臓であり、各側重がある。いずれも免疫調節、ウイルス複製の抑制、炎症の除去、生体代謝の改善などの機能を有する。そのほか、初期、中期の複方は更に免疫をコントロールし、サイトカインの嵐を避け、重症期の複方は細胞に対してエネルギーを提供し、心筋細胞を保護する作用があり、回復期の複方はまた神経の保護と機能の回復の作用がある。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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生薬一般  ,  東洋医学 
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