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J-GLOBAL ID:202102264383789180   整理番号:21A0141146

鱗翅目幼虫由来エリシターFACsをめぐる植物-昆虫の対抗適応戦略

Lepidopteran Larval Elicitor FACs in Plant-insect Counter Adaptations
著者 (1件):
資料名:
号: 288  ページ: 21-26  発行年: 2020年12月20日 
JST資料番号: F0797A  ISSN: 0368-6558  CODEN: KORYA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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草食動物の攻撃に反応して,植物は,寄生バチを宿主に誘導するための化学的手がかりとして機能する揮発性化合物の混合物を放出する。植物を噛む鱗翅目幼虫のレグルギタントにおける脂肪酸-アミノ酸縮合物(FAC)は,このいわゆる「三者間相互作用」の鍵である。いくつかのFAC誘導体は,これまでにテストした鱗翅目種の3分の2のレグルギタントに一般的存在することがわかっており,N-アシルグルタミン(グルタミン縮合物)は,すべてのFAC含有種に見られる。進化的に古いと推定されるFACのクラスであるグルタミン縮合物は,Spodoptera litura幼虫における窒素同化のエンハンサーとして機能する。他の比較的原始的な種もグルタミン酸縮合物を生成するが,発達した大型の鱗翅目種はヒドロキシアシル縮合物を生成する。これらの誘導体の生理学的機能は不明である。いくつかの植物は,これらのFAC誘導体を識別し,異なる反応をするが,これは植物が草食性天敵に対してカスタマイズされた草食性検出システムを開発したことを示唆する。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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昆虫・ダニによる植物被害 
物質索引 (3件):
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