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J-GLOBAL ID：202102265338114410   整理番号：21A2345082

くさび部材で補強されたストップホールを用いた疲労亀裂の簡単な修理法:再開始亀裂への適用と耐疲労スマートペーストの効果【JST・京大機械翻訳】

A simple repair method of fatigue cracks using stop-holes reinforced with wedge members: applicability to reinitiated cracks and effects of an anti-fatigue smart paste

著者 (1件)： Takahashi Ichihiko (The Ocean Engineering Department, National Maritime Research Institute, Tokyo, Japan)
資料名： Welding International  (Welding International)
巻： 34  号： 7-9  ページ： 267-287  発行年： 2020年 
JST資料番号： W1087A  ISSN： 0950-7116  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 以前に著者が提案したウェッジ部材で補強したストップホールを用いた疲労亀裂を修復する簡単な方法を,再開始亀裂の場合について調べた。この方法を用いることによって,再開始亀裂先端のまわりの応力拡大係数範囲は,くさび部材のくさび荷重効果によって減少することが期待される。この方法の主な利点は,修理作業が亀裂構造の片側だけから容易に実行でき,くさび部材は,再開始亀裂が成長するにつれて,くさび荷重を自動かつ効果的に維持するために適応できることである。特に,傾斜型ウェッジ部材を採用し,楔部材の適応機構をプーリーとワイヤ型変位メトリを用いて考案した。ドリル穴と切欠きを有する鋼板試験片について疲れ試験を行い,上記の修理方法の妥当性を,単純および適応ウェッジ部材の両方を用いて実験的に調べた。さらに,微細なアルミナ粒子とシリコーングリースから成る抗疲労スマートペーストをドリル穴の周辺に適用し,亀裂成長の自動拘束と視覚検出に及ぼすその影響を調べた。接触要素を用いたFE解析も比較研究のために実施した。その結果,従来のストップホールの場合と比較して,適応ウェッジ部材の適用により,試験片側の歪範囲は44.0%に減少し,疲労寿命は12.4倍長くなった。抗疲労スマートペーストに関しては,疲労寿命は,適応ウェッジ部材の場合と比較して約3倍延長し,ペーストは亀裂の視覚検出を容易にする明白な機能を有することが分かった。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *亀裂 ,  視覚 ,  疲れ試験 ,  応力拡大係数 ,  *疲れ亀裂 ,  グリース ,  ドリル ,  鋼板 ,  ポリシロキサン ,  亀裂伝搬 ,  疲れ寿命 ,  金属線 ,  亀裂先端
準シソーラス用語： 有限要素解析 ,  *ストップホール , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (8件)： 疲労亀裂 ,  修理方法 ,  ストップホール ,  くさび荷重 ,  適応くさび ,  耐疲労スマートペースト ,  再開始亀裂 ,  亀裂成長

分類 (1件)： 金属材料  (HC05020S)

タイトルに関連する用語 (7件)： くさび部材 ,  補強 ,  ストップホール ,  疲労亀裂 ,  修理 ,  亀裂 ,  疲労