文献
J-GLOBAL ID:202102269314772189   整理番号:21A0071374

中部日本,ジュラ紀付加複合岩体の遠洋堆積岩に記録された摩擦融解と熱破砕【JST・京大機械翻訳】

Frictional melting and thermal fracturing recorded in pelagic sedimentary rocks of the Jurassic accretionary complex, central Japan
著者 (4件):
資料名:
巻: 554  ページ: Null  発行年: 2021年 
JST資料番号: B0688A  ISSN: 0012-821X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
深部海洋掘削は,沈み込み帯における浅い地震滑りが弱い遠洋性粘土に沿って局所化し,壊滅的な津波をもたらすことを明らかにした。しかし,沈み込み帯のより深い部分における地震断層の実際条件はほとんど未知である。中央日本のジュラ紀チャート砕屑コンプレックスは寒冷沈み込み帯下で形成され,その内三畳紀中期の超無酸素の終了ステージが遠洋堆積岩中に記録された。プレート境界デコルマンから分岐した衝上断層に沿って分布した断層岩の構造とRaman分光分析を行った。結果は,イライト,熱侵食,壁-岩石破砕,および増加した炭化の優先的融解が,黒色炭素質泥岩から派生した数mm厚さの擬付着物に沿って記録されたことを示した。擬付着物と黒色炭素質泥岩の間の砕屑物体積率の比較は,擬タキライト中の砕屑物の半量が遠洋性チャートから成る破砕壁岩の取込みに由来することを示す。壁岩の熱拡散率と壁岩破壊密度の測定を用いた熱モデリングは,破砕した壁岩がチャート中の石英のα-β遷移に関連した熱破砕を表すことを示唆する。筆者達は,沈み込み帯のより深い部分における地震滑りが,チャートに隣接した黒色炭素質泥岩に沿って局所化されていることを示唆する。強烈に破砕した壁岩は,高い熱拡散率を有する石英に富む壁岩を伴う擬付着岩の特徴である可能性がある。壁岩の共地震熱破砕は,滑り帯におけるダイラタンシー誘起流体圧力降下と壁-岩石剛性の減少に影響し,摩擦メルトの生成と地震滑りの加速をもたらす。Copyright 2021 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
地質構造・テクトニクス 

前のページに戻る