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J-GLOBAL ID：202102269753881034   整理番号：21A0722021

ヌクレオシドホスホリラーゼの活性部位におけるヌクレオシドの歪立体配座【JST・京大機械翻訳】

Strained Conformations of Nucleosides in Active Sites of Nucleoside Phosphorylases

著者 (3件)： Il’icheva Irina A. ,  Polyakov Konstantin M. ,  Mikhailov Sergey N.
資料名： Biomolecules (Web)  (Biomolecules (Web))
巻： 10  号： 4  ページ： 552  発行年： 2020年 
JST資料番号： U7148A  ISSN： 2218-273X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヌクレオシドホスホリラーゼはヌクレオシドの複素環塩基への可逆的ホスホリシスを触媒し,-D-リボース-1-リン酸または-d-2-deoxyribose-1-ホスファートを与えた。これらの酵素はヌクレオシド生合成のサルベージ経路に関与する。これらの酵素のレベルは腫瘍でしばしば上昇し,癌診断のマーカーとして使用することができる。このレビューは,六量体および三量体プリンヌクレオシドホスホリラーゼ(EC2.4.2.1),六量体および三量体5-デオキシ-5-メチルチオアデノシンホスホリラーゼ(EC2.4.2.28)およびウリジンホスホリラーゼ(EC2.4.2.3)を含む,第一(NP-1)ファミリーのヌクレオシドホスホリラーゼとの複合体におけるヌクレオシドおよびそれらの類似体の立体配座の分析を提示する。ヌクレオシドは,錯体において同様の立体配座を採用し,これらの立体配座は遊離ヌクレオシドとは著しく異なった。錯体において,すべてのヌクレオシドのペントフラノース環は,NS相互変換に対するエネルギー障壁に対応する擬似回転サイクルのW領域にある。大部分の錯体において,リボースに関する塩基の配向は,synanti遷移に対する障壁の即時近傍における高syn領域にある。錯体中のヌクレオシドのこのような立体配座は,遊離ヌクレオシドと比較して不利であり,それらは酵素との相互作用によって安定化される。錯体の活性部位中の硫酸塩(またはリン酸塩)イオンはフラノース環の立体配座に影響する。歪んだ立体配座におけるヌクレオシドの結合はこの酵素基に対する酵素基質複合体形成の特徴である。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 相互作用 ,  *立体配座 ,  酵素 ,  生合成 ,  硫酸塩 ,  リン酸塩 ,  腫瘍 ,  *ヌクレオシド ,  *活性部位 ,  酵素基質複合体 ,  複素環化合物 ,  プリンヌクレオシドホスホリラーゼ ,  三量体 ,  ペントース ,  アルドース
準シソーラス用語： *ホスホリラーゼ , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (3件)： ヌクレオシドホスホリラーゼ ,  ヌクレオシドホスホリラーゼのX線構造 ,  ヌクレオシド立体配座

分類 (1件)： 酵素一般  (EB09010D)

物質索引 (1件)： リボース

引用文献 (53件)：

• Pugmire, M.J.; Ealick, S.E. Structural analyses reveal two distinct families of nucleoside phosphorylases. Biochem. J. 2002, 361, 1-25.
• Štefanić, Z.; Mikleušević, G.; Narczyk, M.; Wielgus-Kutrowska, B.; Bzowska, A.; Luić, M. Still a long way to fully understanding the molecular mechanism of Escherichia coli Purine Nucleoside Phosphorylase. Croat. Chem. Acta 2013, 86, 117-127.
• Lewkowicz, E.S.; Iribarren, A.M. Nucleoside phosphorylases. Curr. Org. Chem. 2006, 10, 1197-1215.
• Mikhailopulo, I.A.; Miroshnikov, A.I. Biologically important nucleosides: modern trends in biotechnology and application. Mendeleev Commun. 2011, 21, 57-68.
• Yehia, H.; Kamel, S.; Paulick, K.; Neubauer, P.; Wagner, A. Substrate Spectra of Nucleoside Phosphorylases and their Potential in the Production of Pharmaceutically Active Compounds. Curr. Pharm. Des. 2017, 23, 6913-6935.

タイトルに関連する用語 (4件)： 活性部位 ,  ヌクレオシド ,  歪 ,  立体配座