文献

J-GLOBAL ID：202102271096195802   整理番号：21A0157785

末期癌患者の感染症管理に対する医師の態度の決定因子【JST・京大機械翻訳】

Determinants of Physicians’ Attitudes Toward the Management of Infectious Diseases in Terminally Ill Patients With Cancer

著者 (6件)： Morioka Shinichiro (Disease Control and Prevention Center, National Centre for Global Health and Medicine, Shinjuku-ku, Tokyo, Japan) ,  Mori Masanori (Palliative Care Team, Seirei Mikatahara General Hospital, Hamamatsu, Shizuoka, Japan) ,  Suzuki Tomomi (Division of Palliative Medicine, Shizuoka Cancer Center, Mishima, Shizuoka, Japan) ,  Yokomichi Marika (Seirei Hospice, Seirei Mikatahara General Hospital, Hamamatsu, Shizuoka, Japan) ,  Hamano Jun (Division of Clinical Medicine, Faculty of Medicine, University of Tsukuba, Tsukuba, Ibaraki, Japan) ,  Morita Tatsuya (Palliative Care Team, Seirei Mikatahara General Hospital, Hamamatsu, Shizuoka, Japan)
資料名： Journal of Pain and Symptom Management  (Journal of Pain and Symptom Management)
巻： 60  号： 6  ページ： 1109-1116.e2  発行年： 2020年 
JST資料番号： W3240A  ISSN： 0885-3924  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 抗菌剤は,しばしば癌を有する終末期不良患者に処方される。しかし,抗菌剤使用に関する医師の実践パターンは広く異なる。本研究は,がんの終末期不良患者における感染症の管理に対する医師の態度を決定する因子を系統的に同定することを目的とした。2017年11月~2018年1月に,600人の腫瘍医,600人の感染症医師,600人の緩和ケア医師,および220人の在宅医療医師を含む全国横断的調査を実施した。1次エンドポイントは,数週間の予後を有する癌患者の終末期不良患者における感染症の管理に対する医師の態度であった。また,感染症の管理に関する医師の信念と医師が認識した「良好な死亡」も評価された(1=強い不一致は6=強く一致した)。895(44.3%)の分析可能な応答があり,医師の態度の平均スコアは2.69と4.32の間であった。全体で,241(27%;95%CI=24~30)から691(78%;95%CI=75-81)回答者は,様々な感染症管理に対する積極的態度を示した。線形回帰分析では,前向き態度の決定因子は,検査と治療が生活の質と予後の質を改善し,苦痛(β=0.32,t=9.99,P=0.00)を減じる医師の信念を含んだ。十分な治療(β=0.09,t=2.88,P=0.00)を受け,自然死(β=-0.07,t=-2.14,P=0.03)を「良好な死亡」で死亡することの重要性は,より大きな医師が認識した。三次医療病院(β=0.16,t=4.40,P=0.00);在宅医療医師(β=-0.20,t=-5.51,P=0.00)または緩和ケア医師(β=-0.12,t=-3.64,P=0.00)ではない。医師は,癌を有する終末期不良患者における感染症の管理に対する多様な態度を有する。感染症管理と「良好な死亡」に関する自分自身の信念と認識に関する医師による反射は,最良の終末期ケアを提供するのを助けるかもしれない。Copyright 2021 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 抗細菌薬 ,  死 ,  腫瘍 ,  *感染症 ,  予後 ,  ターミナルケア ,  クオリティオブライフ ,  緩和ケア
準シソーラス用語： *末期癌 ,  終末期 ,  *癌患者 ,  エンドポイント ,  決定因子 ,  苦痛 ,  在宅医療 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 感染症 ,  医師の態度 ,  寿命 ,  癌 ,  管理

分類 (4件)： 臨床腫よう学一般  (GE03010Y) ,  医療制度  (GB04020H) ,  感染症・寄生虫症一般  (GD01010H) ,  看護,看護サービス  (GB07000G)

タイトルに関連する用語 (6件)： 末期 ,  癌患者 ,  感染症 ,  医師 ,  態度 ,  決定因子