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J-GLOBAL ID:202102274517361965   整理番号:21A0017709

Hynobius lichenatus(Tohoku hynobiid salamander)p53のクローニングと放射線に応答したその発現の解析【JST・京大機械翻訳】

Cloning of Hynobius lichenatus (Tohoku hynobiid salamander) p53 and analysis of its expression in response to radiation
著者 (6件):
資料名:
巻: 21  号:ページ: 1-14  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7366A  ISSN: 1471-2156  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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サラマンダーのようなカダタ種は環境変化によって容易に影響され,それらの個体群を劇的に減らすことができる。急性X線と慢性γ線照射がHynobius地衣類,日本東北ヒヨビ科サラマンダーに及ぼす影響が知られている。しかしながら,DNA損傷チェックポイント応答遺伝子p53のような放射線誘導遺伝子の発現は,H.lichenatusで分析されていない。これは,放射線誘導遺伝子およびACTB(β-アクチン)のような内因性制御遺伝子の両方に対応する利用可能なヌクレオチド配列に関する情報の欠如のため,H.lichenatusにおけるmRNA定量に対する確立された方法が存在しないため,生じなかった。本研究では,H.lichenatusにおける遺伝子発現に対する放射線の影響を評価することを目的とした。照射サンショウウオから抽出したRNAを用いて,cDNA末端(RACE)の迅速増幅を行い,H.lichenatus β-アクチン,グリセルアルデヒド-3-ホスファートデヒドロゲナーゼ(GAPDH)およびp53をクローニングした。クローン化cDNAは,培養HEK293細胞へのトランスフェクション後,ウェスタンブロット法によりサラマンダー蛋白質を合成することができることを確認した。H.lichenatus p53蛋白質を安定に発現するHEK293細胞を用いた増殖アッセイは,この蛋白質が哺乳類p53と同様に抗増殖作用を有することを示した。さらに,遺伝子特異的プライマーを用いたRT-qPCR分析は,H.lichenatusにおけるp53 mRNA発現が放射線への曝露によりアップレギュレートされることを明らかにした。本結果は,H.lichenatus p53蛋白質が哺乳類p53のさまざまな刺激に対する細胞応答の調節に重要な役割を果たすことを示唆する。さらに,本研究は,H.lichenatusにおける内部制御mRNA発現を分析し,放射線および環境刺激のマーカーとしてp53発現を評価するために,適切なプライマーを選択する新しいデータを提供した。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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遺伝子発現  ,  動物に対する影響 
引用文献 (39件):
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