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J-GLOBAL ID:202102275462346513   整理番号:21A2113092

異なる純度グレードのレシチンを用いた酸化防止剤負荷ナノリポソームの開発【JST・京大機械翻訳】

Development of Antioxidant-Loaded Nanoliposomes Employing Lecithins with Different Purity Grades
著者 (7件):
資料名:
巻: 25  号: 22  ページ: 5344  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7014A  ISSN: 1420-3049  CODEN: MOLEFW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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本研究は,極性(trans-アコニチン酸)および非極性(クエルセチン)抗酸化化合物を含む,そして放出するそれらの能力と同様に,ナノリポソームの開発におけるそれらの性能に関する2つの純度グレードを有するレシチンの能力の比較に焦点を当てた。最初に,両レシチンの化学的キャラクタリゼーションを赤外分光法(FTIR),エレクトロスプレイイオン化質量分析(ESI/MS)及び変調示差走査熱量測定(mDSC)により行った。第2に,ナノリポソームをエタノール注入法で調製し,粒子サイズ,多分散性およびゼータ電位測定により特性化した。第3に,酸化防止剤のカプセル化効率とin vitro放出プロファイルを評価した。最後に,ナノリポソームの存在および非存在下におけるクエルセチンおよびトランスアコニチン酸の抗酸化作用を,酸素ラジカル吸収能(ORAC)アッセイにより評価した。結果は,2つのレシチン間の化学組成に差異があるが,これらが,非常に類似した物理化学的特性を有するナノリポソームの開発を可能にすることを示した。同様に,低純度グレードレシチンで作製されたナノリポソームは,trans-アコニチン酸(TAA)のカプセル化と放出に有利であり,一方,高純度レシチンで作られたナノリポソームは,ケルセチン(QCT)のカプセル化に有利であり,その放出を修飾した。抗酸化効果に関して,ナノリポソームにおけるTAAとQCTの細分化は抗酸化能力の増加をもたらし,QCTは時間に対して持続的効果を示し,TAAは急速な減衰効果を示した。同様に,リポソーム系もわずかな抗酸化作用を有することが分かった。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
分類
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植物の生化学  ,  ピランの縮合誘導体  ,  生薬の薬理の基礎研究  ,  動植物,微生物のその他の産生物質 
引用文献 (45件):
  • List, G.R. Soybean Lecithin: Food, Industrial Uses, and Other Applications. In Polar Lipids: Biology, Chemistry, and Technology; ACOS PRESS: Urbana, IL, USA, 2015; ISBN 9781630670450.
  • Gunstone, F.D. Phospholipid Technology and Applications; Oily Press: Bridgwater, UK, 2008; ISBN 9780955251221.
  • Klang, V.; Valenta, C. Lecithin-based nanoemulsions. J. Drug Deliv. Sci. Technol. 2011, 21, 55-76.
  • Mozafari, M.R.; Johnson, C.; Hatziantoniou, S.; Demetzos, C. Nanoliposomes and their applications in food nanotechnology. J. Liposome Res. 2008, 18, 309-327.
  • Scholfield, C.R. Composition of soybean lecithin. J. Am. Oil Chem. Soc. 1981, 58, 889-892.
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