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J-GLOBAL ID：202102277678542383   整理番号：21A0061938

放熱材料の熱的挙動の解明

A Study of Thermal Behavior in Thermal Interface Material

著者 (6件)： 梶田欣 (名古屋市工研) ,  近藤光一郎 (名古屋市工研) ,  立松昌 (名古屋市工研) ,  岩間由希 (名古屋市工研) ,  松原和音 (名古屋市工研) ,  高橋文明 (名古屋市工研)
資料名： 名古屋市工業研究所研究報告  (Research Reports of Nagoya Municipal Industrial Research Institute)
号： 105  ページ： 14-17  発行年： 2020年12月 
JST資料番号： F0214A  ISSN： 0369-3333  CODEN： NASKAR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 放熱シートは一般に電子素子を冷却するために使用されている。シート内の熱伝導は熱放散に著しい影響を及ぼすが,詳細は明らかにされていない。本研究では,シート内の熱伝導を数値法を用いて解析した。放熱シート中の充填剤の配置は複雑であり,数値的に正確に解析できないので,いくつかの仮定がなされ,問題が残っている。シートの微視的温度分布を顕微鏡赤外サーモグラフィーを用いて測定した。温度分布は加熱法に依存して異なり,温度分布はパルス加熱の場合1次元ではなかった。これは測定方法に依存して異なる熱伝導率値の理由の1つである。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 薄板 ,  熱放射 ,  *熱伝導 ,  温度分布 ,  サーモグラフィー ,  熱伝導率 ,  冷却 ,  充填剤 ,  加熱 ,  固体素子
準シソーラス用語： 放熱シート

分類 (1件)： 比熱・熱伝導一般  (BL05021E)

引用文献 (3件)：

• 中部エレクトロニクス振興会、名古屋市工業研究所: 電子機器の熱設計に関する研究~シミュレーションモデルの簡略化に関する検討~, (2008)
• 梶田欣、服部真和、立松昌: E124熱流センサを用いた定常法による熱伝導率測定, 第55回日本伝熱シンポジウム, (2018)
• 平沢浩一、有賀善紀、執行健誠、四谷友騎、富村寿夫: 赤外線サーモグラフによる微小領域の温度計測における空間分解能の評価法について, 第29回エレクトロニクス実装学会春季講演大会講演論文集, pp.274-277 (2015)

タイトルに関連する用語 (2件)： 放熱材 ,  挙動