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J-GLOBAL ID:202102278895975487   整理番号:21A0288202

炎症,アレルギーおよび酸化ストレスの呼吸機能,胸部X線所見およびバイオマーカーに対するトナーハンドリング作業の影響: 10年間の前向き日本人コホート研究【JST・京大機械翻訳】

Effects of toner-handling work on respiratory function, chest X-ray findings, and biomarkers of inflammation, allergy, and oxidative stress: a 10-year prospective Japanese cohort study
著者 (11件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 1-15  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7449A  ISSN: 1471-2466  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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トナーへの曝露は,フォトコピーとプリンタで使われる物質であり,側坐症と他の副作用と関連している。しかし,これらの所見は限られ,トナー曝露の長期効果に関する不十分な証拠がある。縦断分析を用いて,本研究は,時間にわたる呼吸器系に及ぼすトナー曝露を含む作業の影響を調べることを目的とした。2003年~2013年に日本のトナーとコーピア製造業における前向きコホート研究を実施した。コホートは合計1468名の労働者を含み,それは887名のトナーハンドリング労働者と581名の非通勤労働者から構成された。2003年のベースライン調査に基づいて,トナー曝露濃度に従ってトナーハンドリング労働者を2群に分けた。胸部X線結果,呼吸機能指標,および炎症,アレルギー,および酸化ストレスの血清および尿バイオマーカーを3群間で比較した:高濃度トナー曝露群,低濃度トナー曝露群,および非トナーハンドリング群。縦方向データに対する個人差の影響を考慮するために,線形混合モデルを使用した。同様の胸部X線結果,バイオマーカー,および呼吸機能指標のほとんどは,非トナーハンドリングおよびトナーハンドリンググループにおいて見つかった。高濃度トナー曝露グループにおけるバイタル容量(%VC)のパーセンテージには有意な年変化はなく,一方,低濃度トナー曝露グループと非トナーハンドリンググループでは%VCの有意な増加があった。各群の年変化は次の通りであった。高濃度トナー曝露群,-0.11%(95%信頼区間[CI],-0.29から0.08;P=0.250),低濃度トナー曝露群,0.13%(95%CI,0.09-0.17;P<0.001),および,非トレーリング群,0.15%(95%CI,0.01-0.20;P<0.001);著者らの10年間の前向き研究において,トナーハンドリング作業は,呼吸機能の悪化および炎症,アレルギーおよび酸化ストレスに対するバイオマーカー値の増加と関連していなかった。この知見は,トナーハンドリング作業が呼吸器疾患の発症に無関係であり,十分に管理された作業環境の下で呼吸器系に対して最小の副作用を有することを示唆する。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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産業衛生,産業災害 
引用文献 (50件):
  • Lancet.; Siderosilicosis due to photocopier toner dust; M Gallardo, P Romero, MC Sánchez-Quevedo, JJ López-Caballero; 344; 1994; 412-413; 10.1016/s0140-6736(94)91441-9; citation_id=CR1
  • Lancet.; Granulomatous pneumonitis and mediastinal lymphadenopathy due to photocopier toner dust; C Armbruster, G Dekan, A Hovorka; 348; 1996; 690; 10.1016/S0140-6736(05)65119-7; citation_id=CR2
  • Lancet.; Photocopier toner dust and lung disease; J Wieriks; 348; 1996; 1518-1519; 10.1016/S0140-6736(05)65937-5; citation_id=CR3
  • Allergy.; Occupational asthma and allergic rhinitis due to xerographic toner; T Wittczak, J Walusiak, U Ruta, C Pałczynski; 58; 2003; 957; 10.1034/j.1398-9995.2003.00241.x; citation_id=CR4
  • Environ Sci Technol; Particle emission characteristics of office printers; C He, L Morawska, L Taplin; 41; 2007; 6039-6045; 10.1021/es063049z; citation_id=CR5
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