文献
J-GLOBAL ID:202102279125251115   整理番号:21A0332114

小グループでの協調学習を促進させるマルチモーダル対話分析

Multimodal Discourse Analysis for Encouraging Collaborative Learning in Small Group
著者 (2件):
資料名:
巻: 120  号: 289(ET2020 34-45)  ページ: 37-42 (WEB ONLY)  発行年: 2020年12月05日 
JST資料番号: U2030A  ISSN: 2432-6380  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
グループ学習において,効果的な知識伝達は,学習者同士が協調的学習を促進するうえで重要な要因のひとつである.しかしながら,その知識伝達過程の現象を捉えることの難しさから,定量的な調査分析はほとんど実施されてこなかった.そこで,本研究ではマルチモーダル情報分析に基づき,小グループでの議論において学習知識が伝達される過程を調査し,知識伝達に有効な特徴量を統計的に明らかにした.その結果として,1)対話後の知識量は対話中に出現した表層的言語,発話ターン,および頭部動作の特徴量と中程度の相関があること,2)比較的知識伝達されたグループは事前知識のある学習者が最小インテンシティが高く,恐怖の表情が多く含まれること,3)対話中の効率的な知識伝達過程を検出するには,対話中の発話韻律および表情を特徴量として使用することで可能であること,4)事前知識のある学習者とそうでない学習者との識別は0.9以上と高精度に分類可能であること,がわかった.(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
科学技術教育 
引用文献 (11件):
  • 中央教育審議会,答申「新たな未来を築くための大学教育の質的転換に向けて」生涯学び続け、主体的に考える力を育成する大学へ, 文科省, 2012.
  • Payne,C.R.,AreWeReadyforActiveLearning? ,Unpubl ished,Retrieved September 31,2010. https://play.google.com/books/reader?id=5XLaAAAAMAAJ&hl=ja&pg=GBS.RA1-PP2
  • 速水 悟, 竹澤 寿幸, ′′マルチモーダル情報統合システムの研究動向′′, 人工知能学会誌, Vol. 13(2), pp.206-211, 1998.
  • 岡田将吾, 松儀良広, 中野有紀子, 林佑樹, 黄宏軒, 高瀬裕, 新田克己, “マルチモーダル情報に基づくグループ会話におけるコミュニケーション能力の推定”, 人工知能学会論文誌,Vol.31(6), pp. 1-12, 2016.
  • 林佑樹, 二瓶芙巳雄, 中野有紀子, 黄宏軒, 岡田将吾, “グループディスカッションコーパスの構築および性格特性との関連性の分析”, 情報処理学会論文誌, Vol.56 No.4, 2015.
もっと見る
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る