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J-GLOBAL ID：202102279469518875   整理番号：21A0251462

溶接欠陥から発生する脆性破壊のワイブル応力による予測

PREDICTION OF BRITTLE FRACTURE FROM WELDING DEFECTS WITH THE WEIBULL STRESS APPROACH

著者 (3件)： 浜崎瑞生 (有明工高専) ,  岩下勉 (有明工高専) ,  東康二 (崇城大 工)
資料名： 鋼構造年次論文報告集(CD-ROM)  (Proceedings of Constructional Steel (CD-ROM))
巻： 28  ページ： ROMBUNNO.057  発行年： 2020年11月 
JST資料番号： L2371B  ISSN： 2188-1618  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論文では,欠陥のある完全溶け込み溶接継手の端部で発生する脆性破壊と,ワイブル応力アプローチによる脆性破壊の予測について述べた。疲労亀裂または溶け込み不足をフランジ板側またはダイヤフラム側に欠陥として設け,全ての試験片で欠陥から脆性破壊が発生した。有限要素解析により,欠陥を有する溶接継手からの脆性破壊に及ぼす塑性拘束の影響を明らかにした。結果は,ワイブル応力アプローチによる予測が,破壊靱性J_cを用いる従来の予測方法と比較して,脆性破壊の発生を評価するためにより正確であることを示した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 鋼構造 ,  *柱梁接合部 ,  *溶接欠陥 ,  *脆性破壊 ,  平均応力 ,  応力集中 ,  ダイヤフラム ,  フランジ ,  突合せ溶接 ,  破壊靱性 ,  数値予測 ,  曲げ試験 ,  繰返し荷重 ,  数値解析 ,  有限要素法 ,  端部 ,  Weibull応力 ,  溶接止端部 ,  有限要素解析 ,  *欠陥
準シソーラス用語： FEM解析 ,  破壊予測

分類 (2件)： 金属構造  (RA04050W) ,  接合部  (HD03080V)

引用文献 (9件)：

• 日本建築学会近畿支部鉄骨構造部会: 1995年兵庫県南部地震鉄骨構造建築物被害調査報告書, 1995
• 笠原基弘, 中込忠男: 同時端部エコー法による柱梁接合溶接始終端部の欠陥評価に関する実験的研究, 日本建築学会構造系論文集, No.610, pp.167-174, 2006.9
• 嶋徹, 濱田弘行, 西川耕二, 鈴木眞一, 石原完爾原田幸博, 鄭聖眠, 森田耕次: 始終端部に欠陥を有する突合せ溶接部の脆性的破壊に関する実験的研究, 鋼構造論文集, Vol.10, No.38, pp.17-29, 2003.6
• 鈴木孝彦, 石井匠, 森田耕次, 高梨晃一: 欠陥を有する柱梁溶接接合部の破断性状に関する実験的研究, 鋼構造論文集, Vol.6, No23, pp.149-164, 1999.9
• Iwashita T, Azuma K: Effects of Notch Sharpness and Depth on Brittle Fractures in Single-edge Notched Bend Specimens, Engineering Fracture Mechanics, Vol.164, pp.60-73, 2016.9

タイトルに関連する用語 (4件)： 溶接欠陥 ,  脆性破壊 ,  ワイブル応力 ,  予測