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J-GLOBAL ID:202102280399179514   整理番号:21A0326329

鼻に対するアクティブ音響センシングを用いた個人識別手法の提案

著者 (3件):
資料名:
巻: 2020  号: HCI-190  ページ: Vol.2020-HCI-190,No.21,1-5 (WEB ONLY)  発行年: 2020年12月01日 
JST資料番号: U0451A  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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スマートグラスやVRゴーグルが普及しつつあるが,多くの製品では電源ONの後にユーザ認証を経ないままホーム画面が表示される.またデバイス使用中にアプリのログイン時や決済時にパスワードなどの入力を求められることがあるが,付属のタッチパッドを用いるか,手持ちのコントローラで画面内のソフトウェアキーボードから入力することが一般的である.このほかディスプレイを搭載しない眼鏡型デバイスもあるが,本人認証は行われないことが一般的である.本研究では,鼻当て部分を伴う眼鏡型デバイス使用時を想定して,鼻当て部分にマイクとスピーカを搭載して,アクティブ音響センシング技術を適用させることで,自動的かつ定期的に個人識別を行う手法を提案する.提案手法では,眼鏡型デバイスの鼻当て部分のスピーカから音響信号を流し,接触している鼻を通過した音響信号をマイクから取得して,その音響信号の周波数特性を解析することで個人を認識する.提案手法は,眼鏡型デバイスの鼻当て部分は認識したいユーザの鼻と常時自然に接触することと,ユーザの鼻の形状が固有の音響特性をもつことを利用している.本研究では,マイクとスピーカを搭載した眼鏡型デバイスのプロトタイプを実装し,提案手法の有効性を評価する実験を3人の被験者で行った.その結果,F値0.86~1.00の精度で個人を認識できることを確認した.(著者抄録)
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分類 (4件):
分類
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計測機器一般  ,  音響の励起・発生  ,  図形・画像処理一般  ,  データ保護 
引用文献 (14件):
  • Igor Barros Barbosa,Theoharis Theoharis,Ali E. Abdallah,On the Use of Fingernail Images as Transient Biometric Identifiers,Machine Vision and Applications, Vol. 27, Issue 1, pp. 65-76 (2016).
  • Stefan Schneegass, Youssef Oualil, Andreas Bulling, SkullConduct: Biometric User Identification on Eyewear Computers Using Bone Conduction Through the Skull, In Proceedings of the 2016 CHI Conference on Human Factors in Computing Systems (CHI’16) (2016).
  • 佐藤俊雄, 顔による個人認証, 生体医工学 (2006).
  • 白川功治 吉浦 裕,市野将嗣, 虹彩認証および目の周辺の分割画像を用いた個人認証,情報処理学会論文誌 (2018).
  • Brian Amento,Will Hill,Loren Terveen,The sound of one hand: a wrist-mounted bio-acoustic fingertip gesture interface.In Proceedings of the 2002 ACM SIGCHI International Conference on Human Factors in Computing Systems (CHI’02), pp. 724-725 (2002).
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