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J-GLOBAL ID：202102281586960911   整理番号：21A0516164

ICP-MSを用いたカンラン石中の微量元素の定量分析

Quantitative analysis of trace elements in olivine with ICP-MS

著者 (5件)： 小坂由紀子 (名古屋大 宇宙地球環境研) ,  加藤丈典 (名古屋大 宇宙地球環境研) ,  道林克禎 (名古屋大 大学院環境学研究科) ,  纐纈佑衣 (名古屋大 大学院環境学研究科) ,  淺原良浩 (名古屋大 大学院環境学研究科)
資料名： 日本地球化学会年会要旨集(Web)  (Abstracts of Annual Meeting of the Geochemical Society of Japan (Web))
巻： 67th  ページ： ROMBUNNO.PR0095(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： U1296A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： マントルの微量元素の化学的特徴を明らかにすることは,沈み込みや火成活動などにともなうマントル-地殻相互作用を理解する上で重要である。様々な同位体比データを元にマントル対流様式について様々なモデルが提案されているが,未だ統一的な見解に至っておらず,マントルの不均質性やその要因を理解する上で,新たな切り口が必要である。そこで,マントルの主要構成鉱物であるカンラン石の微量元素組成について着目した。LA-ICP-MSによる微量元素定量分析の報告はある(De Hoog et al.,2010)が,対象元素は限られている。特にカンラン石中の存在度の低いPb,Th,UはLA-ICP-MSでの定量が困難であり,その濃度範囲は不明である。本研究では,カンラン石中のPb,Th,Uを含む微量元素の定量分析を溶液法でICP-MSにより行った。(著者抄録)

シソーラス用語： *かんらん石 ,  微量元素 ,  ICP-MS分析 ,  マントル物質 ,  かんらん岩 ,  キンバーライト ,  玄武岩 ,  捕獲岩 ,  ウラン ,  鉛 ,  トリウム

分類 (1件)： 岩石圏の地球化学一般  (DD01041C)

タイトルに関連する用語 (4件)： ICP ,  カンラン石 ,  微量元素 ,  定量分析