文献

J-GLOBAL ID：202102281648792468   整理番号：21A2325601

プロゲステロン負荷ステアリン酸固体脂質ナノ粒子の凍結乾燥における凍結保護剤の選択【JST・京大機械翻訳】

Selection of Cryoprotectant in Lyophilization of Progesterone-Loaded Stearic Acid Solid Lipid Nanoparticles

著者 (4件)： Amis Timothy M. ,  Renukuntla Jwala ,  Bolla Pradeep Kumar ,  Clark Bradley A.
資料名： Pharmaceutics (Web)  (Pharmaceutics (Web))
巻： 12  号： 9  ページ： 892  発行年： 2020年 
JST資料番号： U7258A  ISSN： 1999-4923  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 凍結保護剤は,溶質または懸濁物質の凝集を減少または除去するために凍結乾燥においてしばしば必要とされる。本研究の目的は,凍結保護剤を選択し,固体脂質ナノ粒子製剤中のその濃度を最適化することであった。プロゲステロン負荷ステアリン酸固体脂質ナノ粒子(SA-PSLNs)を,高速混合と超音波処理による熱均質化によって調製した。ステアリン酸含有量は4.6%w/wであり,プロゲステロンは初期処方の0.46%w/wであった。多重界面活性剤を評価し,レシチンとタウロコール酸ナトリウム系を選択した。次に,3種類の界面活性剤を評価し,粒子サイズ,多分散性およびゼータ電位に基づいて2%w/wの濃度を選択した。凍結乾燥後のSA-PSLNの凝集は,粒径の増加により測定した。デキストラン,グリシン,マンニトール,ポリビニルピロリドン(PVP),ソルビトール,およびトレハロースを,凍結防止剤として初期凍結融解分析と凍結乾燥後に評価した。凍結保護剤として選択すると,トレハロースは最適濃度に対して5%,10%,15%および20%で評価され,20%トレハロースが最終的に選択レベルとして選択された。DSCによる評価は,SA-PSLNにおけるステアリン酸とプロゲステロンの間の密接な相互作用を確認し,偏光顕微鏡はトレハロース/SA-PSLNの凍結乾燥の成功を示した。短期28日間の安定性研究は,水蒸気不透過性包装における最終凍結乾燥SA-PSLNの冷凍の必要性を示唆した。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 最適化 ,  *凍結乾燥 ,  界面活性剤 ,  ζ電位 ,  デキストラン ,  *凍結 ,  レシチン ,  溶質 ,  凍結融解 ,  アミノ酸 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  脂肪酸 ,  糖アルコール ,  ステロイド ,  黄体ホルモン ,  ステロイドホルモン ,  エノン ,  脂環式ケトン ,  ジケトン ,  二糖類 ,  ピラノシド ,  グルコシド

著者キーワード (6件)： 固体脂質ナノ粒子 ,  凍結保護剤 ,  凍結乾燥 ,  トレハロース ,  界面活性剤 ,  冷凍速度

分類 (3件)： 血管作用薬・降圧薬の基礎研究  (GW07040J) ,  生物薬剤学(基礎)  (GY01021U) ,  物理薬剤学  (GY01012A)

物質索引 (6件)： グリシン ,  ステアリン酸 ,  ソルビトール ,  プロゲステロン ,  マンニトール ,  トレハロース

引用文献 (25件)：

• Mehnert, W.; Mäder, K. Solid lipid nanoparticles: Production, characterization and applications. Adv. Drug Deliv. Rev. 2001, 47, 165-196.
• Hu, F.Q.; Hong, Y.; Yuan, H. Preparation and characterization of solid lipid nanoparticles containing peptide. Int. J. Pharm. 2004, 273, 29-35.
• Mukherjee, S.; Ray, S.; Thakur, R.S. Solid lipid nanoparticles: A modern formulation approach in drug delivery system. Indian J. Pharm. Sci. 2009, 71, 349-358.
• Talegaonkar, S.; Bhattacharyya, A. Potential of Lipid Nanoparticles (SLNs and NLCs) in Enhancing Oral Bioavailability of Drugs with Poor Intestinal Permeability. AAPS PharmSciTech. 2019, 20, 121.
• Danaei, M.; Dehghankhold, M.; Ataei, S.; Davarani, F.H.; Javanmard, R.; Dokhani, A.; Khorasani, S.; Mozafari, M.R. Impact of Particle Size and Polydispersity Index on the Clinical Applications of Lipidic Nanocarrier Systems. Pharmaceutics 2018, 10, 57.

タイトルに関連する用語 (5件)： プロゲステロン ,  ステアリン酸 ,  固体脂質ナノ粒子 ,  凍結乾燥 ,  凍結保護剤