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J-GLOBAL ID:202102281866261600   整理番号:21A0197941

錐体双極細胞のサブセットはヒト網膜においてNa+チャンネルSCN2Aを発現する【JST・京大機械翻訳】

A subset of cone bipolar cells expresses the Na+ channel SCN2A in the human retina
著者 (6件):
資料名:
巻: 202  ページ: Null  発行年: 2021年 
JST資料番号: E0658B  ISSN: 0014-4835  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ヒト網膜におけるいくつかの双極性細胞は電位依存性Na+チャンネルを発現することが知られている。しかし,どのタイプのチャンネルが発現するのか,またNa+チャンネル発現が特定の型のバイポーラ細胞に限定されるかどうかは不明である。本研究では,ヒトバイポーラ細胞で発現する電位依存性Na+チャンネルのタイプと電位依存性Na+電流を持つバイポーラ細胞の形態を調べた。ヒトバイポーラ細胞における電位依存性Na+チャンネルの発現を調べるために,Na+チャンネル転写物が逆転写ポリメラーゼ鎖反応(RT-PCR)技術を用いて単一双極細胞で検出できるかどうかを検討した。パッチクランプ記録技術を用いて,分離バイポーラセルから電圧ゲートNa+電流を記録した。Na+電流を持つバイポーラ細胞のタイプを,Luciferイエローによる染色後のそれらの形態を分析することによって調査した。RT-PCRを用いて,SCN2A Na+チャンネルを6つの分離した双極性細胞の5つで検出した。これは,ヒトバイポーラ細胞のサブセットがSCN2A Na+チャンネルを発現することを示唆する。電圧-クランプ条件下で,脱分極電圧ステップは,ON層で層化した軸索末端boutonを有する円錐バイポーラセルにおける速い過渡的内向き電流を誘起し,それは内側の網状層(IPL,n=2/11細胞)の層3,4および5を含んだ。分離バイポーラ細胞の速い一過性内向き電流は,電位依存性Na+チャンネルブロッカーであるテトロドトキシン(TTX)の1μMにより遮断された。IPL(n=4)の層1と2を含むOFF層で層化する軸索末端で,速い一過性内向き電流が記録されなかった。したがって,ON円錐双極細胞のサブセットは,少なくともヒト網膜における推定電位依存性Na+チャンネルSCN2Aを発現する。バイポーラ細胞におけるNa+チャンネルは,膜電位が迅速に脱分極され,それによって光応答を選択的に加速する時,神経伝達物質,グルタミン酸の放出を増幅するのに役立つ。Copyright 2021 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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細胞膜の輸送 
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