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J-GLOBAL ID:202102281905459126   整理番号:21A0276165

高圧下のパイロープガラスの弾性特性と構造【JST・京大機械翻訳】

Elastic properties and structures of pyrope glass under high pressures
著者 (7件):
資料名:
巻: 106  号:ページ: 7-14  発行年: 2021年 
JST資料番号: A0384A  ISSN: 0003-004X  CODEN: AMMIAY  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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1atmから12.9GPaまでの圧力で,その構造的および弾性的性質を決定するために,パイロピー組成を有するガラスのX線回折分析および超音波測定を行った。結果は,その構造進化が圧縮波速度(V_P),せん断波速度(V_S),およびPoisson比の変化に密接に関連していることを示した。パイロピーガラス圧縮の3つのモードを観察した。中間範囲規則構造の中程度の収縮は6GPa以下の圧力で生じた。6~9GPaの圧力では,中間範囲規則化の顕著な収縮が観察された。9GPa以上の圧力で短距離秩序構造の変化を観察し,これは四面体カチオンの配位数の増加と関連していた。パイロピーガラス中のV_PとV_Sの絶対値は,エンスタタイトとホルスコリン組成を有するマグネシウム含有ケイ酸塩ガラスと類似している。しかし,速度は, j輝石とアルバイト組成を有するケイ酸ナトリウムガラスで観察されたものより高かった。これは,速度がガラスの初期密度によって支配され,その化学組成によって決まることを示した。圧力に関して,パイロピーガラスにおける速度最小値は,~輝石とアルバイトのような完全重合ガラスにおける速度極小値に類似したε>5GPaで生じた。パイロピーガラス中の重合度は中間であり,比較的重合したネットワークを有する。パイロピーガラスを7~8GPa以上の圧力に曝すと速度の急激な増加が観察され,速度はケイ酸塩ガラスで観察された速度を超えた。Al配位数の増加のようなち密化現象が効率的に促進された。これはMg2+のカチオン電界強度が典型的な非ネットワーク形成カチオンのそれらを上回るためである。マグネシウムカチオンはケイ酸塩ガラスの挙動の制御に重要な役割を持ち,部分的に溶融したマントルは圧力下でMgで濃縮される。Mg含有アルミノシリケートガラスを研究することは,地球内部におけるマグマ深部の挙動をより良く理解するのに役立つ。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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珪酸塩鉱物  ,  岩石成因論  ,  岩石圏の地球化学一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
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