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J-GLOBAL ID:202102282564125962   整理番号:21A0290738

アポプラスト真菌コムギ病原菌Zymoseptoria triticiからの細胞外小胞【JST・京大機械翻訳】

Extracellular vesicles from the apoplastic fungal wheat pathogen Zymoseptoria tritici
著者 (2件):
資料名:
巻:号:ページ: 1-14  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7382A  ISSN: 2054-3085  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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真菌病原体Zymoseptoriaトリティシは世界中の温帯栽培地域におけるコムギ生産に対する有意な制約である。その農業影響にもかかわらず,病原体が無症状に侵入し,広範な宿主細胞死を引き起こす前にコムギ葉のアポプラストに増殖する機構は不明である。細胞外小胞(EVs)分泌,植物と真菌病原体間の細胞外コミュニケーションに関与する分子積荷を含む膜結合ナノ粒子の最近の証拠を考えると,このアポプラスト真菌コムギ病原体からのEVsのin vitro研究を開始した。著者らは,Z.triticiブロス培養からEVを分離し,培養濾液中の可溶性蛋白質および既存の真菌EVプロテオームとの関連でそれらの蛋白質組成を調べた。Zymoseptoria tritici EVsを,微分超遠心(DUC)を用いてブロス培養濾液から単離し,透過型電子顕微鏡(TEM)とナノ粒子追跡分析(NTA)で調べた。Z.tritici EVsは,粒子の不均一集団として観察され,ほとんど50と250nmの間であった。これらの粒子は,生存可能なZ.tritici培養の培養濾液において豊富に見出されたが,等価時間及び同等のバイオマスに対してインキュベートした熱殺菌培養では見出されなかった。LC-MS/MSを用いたボトムアッププロテオーム解析,続く厳密なフィルタリングは240のZ.tritici EV蛋白質を明らかにした。これらの蛋白質はZ.tritici培養濾液で同定された可溶性蛋白質とは異なっていたが,配列類似性分析に基づいて他の菌類由来のEVsで同定された蛋白質と類似していた。特に,Candida albicans EVsで最近同定された推定マーカー蛋白質は,Z.tritici EVsでも一貫して検出された。EVsは壊滅的真菌コムギ病原体Z.triticiから分離でき,以前に特性化された真菌EVsと蛋白質組成に類似していることを示した。ヒト病原性真菌由来のEVは病原性に関与するが,植物病原性真菌とそれらの宿主の相互作用におけるEVの役割は不明である。これらのin vitro分析は,植物におけるZ.tritici EVsの研究を拡張するための基礎を提供し,このアポプラストコムギ病原体の感染過程への関与を調べ,より広く,糸状植物病原体における非標準分泌の理解を深める。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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菌類による植物病害  ,  微生物感染の生理と病原性 
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