抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ナノメータ領域のRaman散乱スペクトルを観察するために,走査型原子間力顕微鏡とマイクロRaman散乱分光法を組み合せて,新しいタイプの近接場走査Raman分光システムを開発した。強誘電単結晶の内部モードの近接場Ramanスペクトルを劈開表面で室温において観察した。観測したスペクトルを従来のマイクロRaman散乱システムで得られたものと比較する。近接場Raman信号の強度は,マイクロRaman散乱信号のものより約1000倍小さいので,バックグラウンド成分は弱い近接場信号に重複する。試料結晶をナノスケールで走査し,近接場Ramanスペクトルを圧電xyzステージを用いて表面の位置の関数として観察した。(翻訳著者抄録)