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J-GLOBAL ID：202102284930640996   整理番号：21A3196611

磁性ナノ粒子を用いた強化油回収に及ぼす電磁場の影響:マイクロ流体実験アプローチ【JST・京大機械翻訳】

Electromagnetic field’s effect on enhanced oil recovery using magnetic nanoparticles: Microfluidic experimental approach

著者 (2件)： Hasani Mohammadreza (Faculty of Chemical Engineering, Tarbiat Modares University, Tehran, Iran) ,  Jafari Arezou (Faculty of Chemical Engineering, Tarbiat Modares University, Tehran, Iran)
資料名： Fuel  (Fuel)
巻： 307  ページ： Null  発行年： 2022年 
JST資料番号： C0023A  ISSN： 0016-2361  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 熱,化学,およびフラッディング法などの強化油回収法を,貯留層における残留油の生産増加に利用した。近年,いくつかの研究が,ナノ流体を注入し,新しい技術,すなわち,油回収を改良するための電磁場を用いて,その性能を改善する,より新しい方法に関して行われた。本研究では,油回収因子に及ぼす電磁場の影響を調べた。最初に,酸化鉄ナノ粒子を共沈法によって合成し,次いでその表面をクエン酸を用いて官能化した。さらに,本研究では,適切な電磁特性にもかかわらず,強化された油回収操作における以前の研究では使用されていない酸化マンガンナノ粒子を使用した。油回収に及ぼすナノ粒子と電磁場の影響を解析するために,フラッディング実験をマイクロモデルで行い,これらの実験の結果を電磁場による効果のないフラッディングの結果と比較した。酸化鉄ナノ粒子は,油回収プロセスにおける酸化マンガンナノ粒子と比較して,より良い電位を示した。結果は,ナノ粒子濃度の増加によって,油回収が電磁場の非存在下で35.45%まで増加することを示した。また,電磁場の存在は,油回収因子を79.83%まで劇的に増加させることが観察された。回復におけるこのような成長の重要因子は,ほぼ950パーセントの油粘度の減少であり,これは,温度増加と軽質成分へのオイルの重い成分の可能な分解による。さらに,油とナノ流体の間の界面張力は,ナノ粒子濃度がほぼ16mN/m増加すると減少する。Copyright 2021 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 界面張力 ,  電位 ,  *電磁場 ,  粘度 ,  酸化マンガン ,  フラッディング ,  残油 ,  共沈 ,  官能化 ,  *ナノ粒子 ,  脂肪族アルコール ,  脂肪族カルボン酸 ,  ヒドロキシ酸 ,  ポリカルボン酸
準シソーラス用語： ナノ流体 ,  *マイクロ流体 ,  *磁性ナノ粒子 ,  酸化鉄ナノ粒子 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 石油回収強化(EOR) ,  電磁場 ,  マイクロ流体アプローチ ,  磁性ナノ粒子 ,  機構研究

分類 (1件)： 採収法  (UA10040R)

物質索引 (1件)： クエン酸

タイトルに関連する用語 (5件)： 磁性ナノ粒子 ,  強化 ,  電磁場 ,  流体 ,  実験