文献

J-GLOBAL ID：202102285001966311   整理番号：21A2001522

熱帯荒廃草原の植生回復と資源生産に基づく炭素隔離

Energy production, material production and carbon sequestration through revegetation of deteriorated grasslands

著者 (10件)： 梅澤俊明 (京大 生存圏研) ,  宮本拓志 (京大 生存圏研) ,  山村正臣 (京大 生存圏研) ,  高田理江 (京大 生存圏研) ,  坂本正弘 (京大 大学院農学研究科) ,  NUGROHO Satya (インドネシア科学院) ,  RAGAMUSTARI Safendrri Komara (インドネシア科学院) ,  飛松裕基 (京大 生存圏研) ,  梅村研二 (京大 生存圏研) ,  小西哲之 (京大 エネルギー理工学研)
資料名： 京都大学研究連携基盤持続可能社会創造ユニット研究成果報告書  (Research Report. Research Unit for Realization of Sustainable Society)
巻： 2020  ページ： 15-16  発行年： 2020年 
JST資料番号： L8050A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・インドネシアの荒廃草原においてバイオマスエネルギー生産と炭素隔離とを連携させたイネ科バイオマス植物の品種開発を実施。
・候補植物として高リグニン含量すなわち高炭素含量を有するイネ科植物の作出を目指して,ゲノム編集を使ってリグニン合成抑制型転写因子の機能を破壊した技術により開発に成功。
・開発したこの高発熱型バイオマス植物を処理してエネルギー物質サイクルに資する技術について開発中。

シソーラス用語： 二酸化炭素固定化 ,  インドネシア共和国 ,  農地 ,  生物エネルギー ,  *イネ科 ,  *バイオマス資源 ,  リグニン ,  遺伝子操作 ,  作物育種 ,  *トランスジェニック植物
準シソーラス用語： ゲノム編集 ,  ノックアウト植物 ,  バイオマスエネルギー ,  *バイオマス植物 ,  荒廃地 ,  炭素隔離

分類 (2件)： 作物育種一般  (FC02010K) ,  生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y)

引用文献 (3件)：

• Miyamoto, T., Takada, R., Tobimatsu, Y., Suzuki, S., Yamamura, M., Osakabe, K., Osakabe, Y., Sakamoto, M., Umezawa, T., Double knockout of OsWRKY36 and OsWRKY102 boosts lignification with altering culm morphology of rice, Plant Sci., 296, 110446 (2020)
• Umezawa, T., Tobimatsu, Y., Yamamura, M., Miyamoto, T., Takeda, Y., Koshiba, T., Takada, R., Lam, P.Y., Suzuki, S., Sakamoto, M., Lignin Metabolic Engineering in Grasses for Primary Lignin Valorization, Lignin, 1, 30-41 (2020)
• Miyamoto, T., Tobimatsu, Y., Umezawa, T., MYB-mediated regulation of lignin biosynthesis in grasses, Current Plant Biology, 24, 100174 (2020)

タイトルに関連する用語 (5件)： 熱帯 ,  草原 ,  植生回復 ,  資源 ,  炭素隔離