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J-GLOBAL ID:202102286055666589   整理番号:21A1432966

骨形態形成蛋白質により誘導されたマウスC2C12とMC3T3-E1細胞における骨芽細胞マーカー発現に及ぼすアンドロゲンと成長ホルモンの併用効果【JST・京大機械翻訳】

Combined Effects of Androgen and Growth Hormone on Osteoblast Marker Expression in Mouse C2C12 and MC3T3-E1 Cells Induced by Bone Morphogenetic Protein
著者 (9件):
資料名:
巻:号:ページ:発行年: 2017年 
JST資料番号: U7214A  ISSN: 2077-0383  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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骨芽細胞は成長因子とステロイドを含む種々の因子に応答して分化する。骨量はアンドロゲンおよび/または成長ホルモン(GH)欠損患者で減少する。しかしながら,アンドロゲンとGHの間の機能的関係,および骨代謝に対するそれらの併用効果は,不明のままである。ここでは,マウス筋芽細胞C2C12と骨芽細胞様MC3T3-E1細胞を用い,骨芽細胞マーカー発現に与えるアンドロゲンとGHの相互効果を検討した。ジヒドロテストステロン(DHT)とGHの併用処理は,C2C12細胞における個々の処理と比較して,Runx2,ALPおよびオステオカルシンmRNAのBMP-2誘導発現を増強した。C2C12細胞において,DHTとGH活性化Smad1/5/8リン酸化,Id-1転写,BMP-2により誘導されたALP活性は,MC3T3-E1細胞では誘導されなかった。インシュリン様成長因子(IGF-I)mRNAレベルはGHとBMP-2処理により増幅され,C2C12細胞におけるDHTとの同時処理により回復した。IGF-I受容体のmRNAレベルはGHまたはDHTにより有意に変化しなかったが,IGF-Iにより増加した。さらに,IGF-I処理はコラーゲン-1 mRNA発現を増加させたが,抗IGF-I抗体を用いた内因性IGF-I活性の遮断は,C2C12細胞におけるBMP-2誘導Runx2発現に対するGHおよびDHTの効果を抑制できず,内因性IGF-Iが基礎となるGH作用に実質的に関与しないことを示唆した。一方,アンドロゲン受容体とGH受容体mRNA発現は両細胞株でBMP-2により抑制され,フィードバック作用の存在を示唆した。まとめると,結果は,アンドロゲンとGHの併用効果がBMP受容体シグナル伝達を上方制御することによって初期段階でBMP-2誘導骨芽細胞分化を促進することを示した。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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細胞生理一般  ,  骨格系  ,  運動器系の基礎医学 
引用文献 (35件):
  • Spelsberg, T.C.; Subramaniam, M.; Riggs, B.L.; Khosla, S. The actions and interactions of sex steroids and growth factors/cytokines on the skeleton. Mol. Endocrinol. 1999, 13, 819-828.
  • Gurlek, A.; Pittelkow, M.R.; Kumar, R. Modulation of growth factor/cytokine synthesis and signaling by 1α,25-dihydroxyvitamin D3: Implications in cell growth and differentiation. Endocr. Rev. 2002, 23, 763-786.
  • Sinnesael, M.; Claessens, F.; Boonen, S.; Vanderschueren, D. Novel insights in the regulation and mechanism of androgen action on bone. Curr. Opin. Endocrinol. Diabetes Obes. 2013, 20, 240-244.
  • Cauley, J.A. Estrogen and bone health in men and women. Steroids 2015, 99, 11-15.
  • Khosla, S.; Melton, L.J.; Riggs, B.L., 3rd. Clinical review 144: Estrogen and the male skeleton. J. Clin. Endocrinol. Metab. 2002, 87, 1443-1450.
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