文献

J-GLOBAL ID：202102287486985427   整理番号：21A0793011

EBSDおよびXRDによるオーステナイトステンレス鋼における応力腐食割れの初期段階の解析【JST・京大機械翻訳】

Analysis of the early stage of stress corrosion cracking in austenitic stainless steel by EBSD and XRD

著者 (4件)： Fujii Tomoyuki (Department of Mechanical Engineering, Shizuoka University, 3-5-1, Johoku, Naka-ku, Hamamatsu 432-8561, Japan) ,  Yamakawa Ryohei (Department of Mechanical Engineering, Shizuoka University, 3-5-1, Johoku, Naka-ku, Hamamatsu 432-8561, Japan) ,  Tohgo Keiichiro (Department of Mechanical Engineering, Shizuoka University, 3-5-1, Johoku, Naka-ku, Hamamatsu 432-8561, Japan) ,  Shimamura Yoshinobu (Department of Mechanical Engineering, Shizuoka University, 3-5-1, Johoku, Naka-ku, Hamamatsu 432-8561, Japan)
資料名： Materials Characterization  (Materials Characterization)
巻： 172  ページ： Null  発行年： 2021年 
JST資料番号： D0448C  ISSN： 1044-5803  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,X線回折(XRD)および電子後方散乱回折(EBSD)を用いて,微細構造評価に基づく鋭敏化オーステナイト系ステンレス鋼における応力腐食割れ(SCC)の初期段階における核形成挙動を調べた。SCC実験は,テトラチオン酸塩溶液中で2%の初期歪に対応する一定荷重を適用して行った。熱的に増感した試料の滑らかな表面上の結晶方位を試験前後のEBSDにより決定し,回折スポットをXRDを用いて間欠的に調べた。高Schmid因子を持ついくつかの結晶粒は,粒界(GB)近傍で,粒界応力腐食亀裂がこれらのGBで生じるように,腐食溶液中の一定の引張荷重により,局所的に変形することが分った。この研究の結果は,GB近傍の新しく作られた表面を腐食溶液に曝露した後,局所化変形による金属第一破壊上の不動態皮膜を示した。局所化した亀裂状腐食はGB近傍のクロム欠乏帯で進行し,粒界SCCを生成した。Copyright 2021 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *X線回折 ,  回折 ,  核形成 ,  亀裂 ,  結晶粒界 ,  *腐食 ,  *ステンレス鋼 ,  *応力腐食割れ ,  不動態皮膜 ,  結晶方位 ,  増感 ,  結晶粒 ,  引張荷重 ,  *オーステナイト系ステンレス鋼
準シソーラス用語： *EBSD , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 応力腐食割れ ,  ステンレス鋼 ,  結晶粒界 ,  微細構造 ,  亀裂発生

分類 (2件)： 腐食  (WB03030B) ,  変態組織,加工組織  (WB01030N)

タイトルに関連する用語 (6件)： EBSD ,  XRD ,  オーステナイトステンレス鋼 ,  応力腐食割れ ,  初期段階 ,  解析