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J-GLOBAL ID:202102287818008031   整理番号:21A0132561

トランスジェニック青色キクと野生キク種Chrysanthemum japonense var.japonenseとの交雑性

Crossability between Transgenic Blue Chrysanthemums and the Wild Chrysanthemum Species Chrysanthemum japonense var. japonense
著者 (6件):
資料名:
巻: 54  号:ページ: 335-340(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: Y0175A  ISSN: 0021-3551  CODEN: JARJA9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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花が青いトランスジェニックキク(Chrysanthemum morifolium)が既に作出され,商業化が期待されている。しかし,栽培キクは日本に固有の野生種と交雑することが知られており,野生のキク属個体群へのこれらの導入遺伝子取り込みの危険性の調査について,慎重な研究が必要である。著者らは以前に,モデル栽培品種「太平」由来導入遺伝子の種間後代への伝搬について報告した。本研究で著者らは,最近開発した品種「セイアラベラ」および導入遺伝子宿主として有望な育種株(T37)を用い,これらの系統と野生種Chrysanthemum japonense間の交雑を行った。著者らは,人工受粉,相互受粉後に比較的高い種子セット率(20.6%~83.4%)を見出し,雑種子孫における導入遺伝子の遺伝および分離をPCRにより確認した。トランスジェニック子孫のいくつかは花が青くなり,それらのトランスジェニック親のような修飾アントシアニンを含んでいた。これらの結果は,「太平」で得たものと同様であったことから,野生種への導入遺伝子取り込みの危険性が非常に高い可能性があることが示唆された。したがって,この危険性を低減する技術を研究することが重要である。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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植物生理学一般 
引用文献 (11件):
タイトルに関連する用語 (4件):
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