抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
・能楽では,独で責任をもって担当すべき箇所が,細かく定められ,たとえば8拍目から1拍目の間隔の操作は,主に「大鼓」に,それ以降は「小鼓」にという具合。
・主導権の移行が,理論上は規則的で単純である拍の流れに,ゆらぎや大きな緩急の変化を加えることになると説明。
・主導権の移行は,能楽の演奏の場を「迫真の立ち合い勝負」の場に変えることで,それを生み出すために,能楽師らは「息(呼吸)を合わせること」が大切と説明。
・本研究の結果,「息を合わせる」の具体的実質は,「共演者の出方をうかがい,自らが参入する的確なタイミングを生み出すために,息を潜める(殺す)こと」と指摘。