文献
J-GLOBAL ID:202102291574384887   整理番号:21A0516148

太古代大気組成の推定:同位体分別メカニズムを組み込む1次元光化学モデルの改良

Estimation of the Archean atmospheric composition: improvement of 1-D photochemical model including isotope fractionation mechanisms
著者 (3件):
資料名:
巻: 67th  ページ: ROMBUNNO.PR0180(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: U1296A  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
太古代の堆積岩に発見されている硫黄同位体の非質量依存分別(MIF)は,大気での光化学反応により生じ,古大気組成の指標であると期待されている。太古代MIFの最も重要な特徴(Δ36S/Δ33S=-1)はSO2の光解離と光励起反応の同位体異常の混合により説明でき,光励起反応の経路から古大気は一酸化炭素に富むと予想された(Endo et al.2016)。またSO2光解離のMIFは,吸収線の圧力広がりに影響され大気全圧に依存する(Endo et al.2019)。本研究では,このように複雑なMIFを様々な大気条件で計算する光化学モデルの開発改良に取り組む。硫黄同位体ごとに異なるSO2吸収スペクトルがMIFが生じ,1次元大気の硫黄光化学をモデル化した大気モデル(Claire et al.2014)に,SO2光解離実験のMIFを再現するEndo et al.(2019)の合成SO2吸収スペクトルを使用する。様々な大気条件におけるMIFの予測と地質記録を比較し初期大気の組成について議論する。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
対流圏・成層圏の地球化学 

前のページに戻る